初心者向け卓球ルール シングルスまとめ

初心者が抑えたい卓球のシングルスのルール 卓球のルール
初心者が抑えたい卓球のシングルスのルール

初心者が抑えたい卓球のシングルスのルール

初心者が抑えたい卓球のシングルスのルール

卓球は、互いに卓球台を間にしてボールをラケットで打ち合い、点を取り合うゲームです。

ボールを打って、相手が返せなかったら得点といったシンプルなルールではありますが

対戦をする以上は最低限のルールを知る必要があります。

今回は卓球のシングルスルールを初心者向けに、よりわかりやすくシンプルにまとめました。

卓球のサーブ

卓球のサーブ

卓球のサーブとは最初の1球目を打つことをいいます。

相手の影響を受けないため、自分の打ちたいコースをめがけて打ったりなどの思い通りのプレイをすることが出来ます。
サーブ通常2回ずつ打つことが出来ます。

このサーブを打つ権利のことを卓球用語でサーブ権といいます。

サーブは、持ったボールを空中に上げ、ラケットに当てて自分のコートにワンバウンドさせ、卓球ネットを超えたボールが相手コートに入ればOKです。

相手に向かってサーブをしたボールが返ってこなかった場合に、得点を得ることができます。

卓球のサーブ

<参考記事>卓球のサーブルール

卓球のレシーブとラリー

卓球のレシーブとラリー

相手が打ったボールに対し、自分のコートにワンバウンドしたものを、相手コートに向かって直接打ち返すことをレシーブといいます。

相手が打ったボールは、卓球台の上の自分のコート内で一度バウンドさせて打ち返します。

卓球台の上には相手コートと自分側コートの間にネットが張っており、これは卓球ネットといいますが、打ったボールはこの卓球ネットに掛からずに相手コートに入ればOKです。

相手コートにむかってレシーブしたボールが返ってこなかった場合には得点を得ることができます。

卓球のレシーブとラリー

この自分のコート内に入ったボールを一度バウンドさせて、卓球ネットを超えるように打つ。

これらを互いに打ち合うことをラリーといいます。

ラリーにおける初心者に起こりがちなミス

自分コート内にボールが入ってきたときボールがワンバウンドする前に打ったり

ツーバウンドで打ったりまたはバウンド前に打ってしまうとアウトとなり相手の得点になります。

<参考記事>卓球のレシーブ・リターンルール

基本的な得点方法

打ったサーブ相手コートワンバウンドせずに、相手コート外側に飛んでいった場合

相手コートに入る前ネットに掛かり、相手コートに入らなかったとき

(この場合、サーブミスとなり相手に得点(ポイント)が入ります。)

サーブまたはレシーブなどで返ってきたボールワンバウンド後打ち返せなかった時

ボールを打った方に点数(ポイント)が入ります。)

<参考記事>「完全解説」卓球の得点ルールと得点方法

試合ルールと試合の進め方

試合ルール

サーバーとレシーバーを決める。

最初にサーブを打つ人をサーバーレシーブをする人をレシーバーといいます。

通常、試合では互いにじゃんけんをして、どちらから先にサービスをするのか決めます。

じゃんけん

11点ルール

卓球は11点取ったら勝ちとなる11点制です。

お互いに卓球台に向かい合った状態で0対0から始めます。

11点ルール

テンオール

試合は11点先取したほうが勝ちのルールです。
例えばAさんとBさんが試合をして、A 11-9 BになったらAさんが勝利します。
しかし、両方の得点が10-10(テンオール)になった時にはジュースとなり、12-10とならない限り決着となりません。
11-11になった場合には同様で13-11とならない限り、試合の決着が着かないこととなります。
つまり、10-10(テンオール)になった時点で、相手から2点先取するまでのサドンデスとなります。

テンオールからのサーブルール

10-10からはジュースとして2点先取したほうが勝ちとなると説明しました。
このジュースになった時点でサーブルールが変わります。
双方いずれかが2点先取して勝利が確定するまで、それまで2本交代だったサーブが1本交代となります。

3ゲーム勝利の5ゲームマッチ

一般的な公式試合では1ゲーム11点制で5ゲーム行い、5ゲーム中3ゲーム勝ったチームの勝利とされています。

5ゲームマッチの中で1ゲームの勝敗が決まるごとに卓球台のコートを入れ替わります。

これをチェンジエンドといいます。

チェンジエンド

このチャンジエンドは5ゲームマッチの場合、1ゲーム目から4ゲーム目までは1試合終わるごとに行いますが、最終ゲームである5ゲーム目にはどちらの選手が5点を取るごとにチャンジエンドを行うこととなっています。

また、サーバーについても1ゲーム目はAさんであれば2ゲーム目はBさんといった具合にゲーム終了ごとに交代するのがルールです。

卓球休憩時間のルール

卓球休憩時間

公式戦ではタオルの使用の休憩のタイミングなど公式ルールで明確に定められています。

公式戦休憩時間ルール

タオルを使用しての短い休憩

・各ゲームの開始から6ポイントごとに1分間の休憩
(両競技者の点数の合計が6の倍数の時)

・1ケーム終わるたびに1分間休憩できる。

試合中のタオル休憩両者の得点の合計が6の倍数のときに可能です。

例えば、カウントが3−3 6-6といった両競技者の点数の合計が6の倍数の時に短い休憩をとります。もう1つ目は1ケームが終わるたびに1分間休憩というものです。

このように公式戦においては2つの休憩ポイントがあります。

ただこれはあくまでも公式の試合におけるルールとなりますので、趣味の試合においてはルールにとらわれず定期的に汗を拭いたり、休むなどをして体力に合わせてプレイしましょう。

卓球の試合の点数の数え方

スコアの数字は英語で発音

スコアの数字は英語で発音

卓球の得点発音をするときは英語が基本です。
ただし、例外として数字の0は「ゼロ」ではなく「ラブ」というのが基本です。
例えば、3-0の場合は「スリー・ラブ」です。
また、スコア同点の場合は「オール」ALLという言葉を使います。
3-3の同点の場合は「スリーオール」となります。

卓球用語解説

サーブ    1打目に打つショット
トス   サーブを打つためにボールを高く上げることをいいます。
基本的には手のひらにボールを載せ、相手にボールが見えるようにして垂直に16センチ以上高く挙げなければいけません。
サーブ権自分とその対戦相手とで2本ごとに交替してサーブを打つ権利が得られることをサーブ権といいます。
10対10(テンオール)になったときには1本ごとサーブ権が入れ替わります。
レシーブ相手の打ったボールを打ち返すこと。返球のことをリターンともいいます。
ラリーラリーとは連続してボールを打ち合うことです。
フォアハンド           卓球フォアハンドは、自分の利き手側でボールレシーブする技術です。
バックハンド卓球バックハンドは、自分の利き手の反対側でボールレシーブする技術です。
ネットインサーブやレシーブの際に卓球台中心にあるネットに掛かって相手コートにボールが入ることです。
サーブのネットインは得点にならず、ノーカウントでサーブの打ち直しとなりますが、レシーブによるネットインは得点(ポイント)扱いとなります。
エッジボールボールエッジ(台のふち)に当たることを「エッジボール」といいます。このエッジボール打った側の得点として認められています。
サイドボール「サイドボール」つまりボール卓球台のサイド(台のふち)に当たってしまった場合は相手方の得点になります。
アウト打ったショットが相手のコートバウンドせずに外側に出てしまうこと
チェンジエンド      1ゲーム終えるごとに互いにコートをチェンジすること。
最終ゲームでは、どちらかの選手が5点に達した時点でチェンジエンドする。

卓球の用具

卓球の用具で代表的なものはラケットボールそして卓球台ですが、その他にも卓球用のソックス卓球シューズなどもあります。

卓球ラケット

卓球に使用するラケットは、木材から作られた板と特殊素材入りがあり、ラバーはゴム製とスポンジから構成されています。

卓球ラケット

卓球のラケットにはペンホルダーとシェイクハンドの2種類があります。

<参考>初心者向けラケットの選び方

卓球用ボール

卓球のボールは一般的にピンボールまたはピンポンボールともいわれます。

卓球用ボール

この卓球ボールは、硬式卓球用練習用ラージボール用の3つに分類されます。

<参考>卓球のボールの選び方

卓球ウェア

一般的な卓球ウェアとはTシャツと短パンもしくはTシャツとスカートが挙げられます。

<参考>卓球のユニフォームの選び方とおすすめのレディス用ユニフォーム

その他にもジャケットやウインドブレーカーなど多岐にわたります。

<参考>ユニフォームとの重ね着に最適ウインドブレーカー

卓球ソックス

卓球をするときには、卓球プレイに適したソックスが望ましいです。

卓球ソックス

<参考>卓球ソックスと普通の靴下との違いとは

卓球シューズ

卓球シューズとは、その名の通り卓球をするための靴のことです。

卓球シューズ

卓球のシューズには、他のスポーツとは違う特徴や役割などがあり、良いシューズを選ぶことで、卓球技術の向上を高めてくれる側面があります。

<参考>卓球シューズの選び方とメンテナンス

得点板(スコアボード)

卓球の試合の際に得点をつけていくのが得点板。スコアボードともいいます。

得点板(スコアボード)

卓球の得点板では、「得点」「セット数」の2つをカウントします。
両端の大きなカードが、得点をカウントするものです。 マッチポイント(10点)以降は、数字の色がオレンジになります。
それに対して、真ん中の小さなカードは、セット数をカウントするものです。

卓球台について学ぼう

卓球台の各部名称

卓球台の各部名称

『国際卓球連盟』によって定められた規定では、ネットは卓球台の長辺に垂直に張り、その高さは通常ボール(硬式球)を使用の場合は15.25cm。ラ-ジボ-ルを使用の場合17.25cmです.

<参考記事>卓球台の大きさや選び方。家庭でもプレイできるおすすめの卓球台の紹介

エッジエッジとは卓球台における端の角の部分にあたります。
このエッジにあたったボールは急に変化がつくため打ち返すことが困難ですが、打ち返せない場合打った相手に得点(ポイント)が入ります。
このエッジに当たって得点することをエッジボールといいます。
サイド卓球台における台の横の部分にあたります。
エッジボールについては得点になりますが、ボールがサイド(側面)に当たった場合は得点になりません。
また、サーブをするときにはこのサイド側から打てませんが、レシーブの時にはサイドに回り込んで打つことが出来ます。
エンドライン                卓球台の自分側、相手側の一番後方にあるラインのことをいいます。
サイドライン卓球台の横のラインのことをいいます。
センターライン         卓球台の中央を横切る線のことをいいます。
ネット       センターラインに張られた専用の網です。相手と自分の陣地とを分けるためのものです

卓球には1対1のシングルス戦の他に2対2のダブルス戦があります。

このダブルス戦にはシングルス戦にはないダブルス戦独自のルールが2つあります。

<参考記事>シングルスとダブルスとの違いとは

卓球のレシーブ・リターンルールとサーブルール

卓球にはこのシングルス・ダブルスルールのほかにも、

レシーブ・リターンルールサーブルールなどもあります。こちらもぜひ覚えていきましょう。

卓球ルール解説 レシーブ・リターンルール

卓球ルール解説 サーブルール