卓球のブロックの打ち方とやり方のコツ

卓球のブロックの打ち方とやり方のコツ 卓球の基本技術
卓球のブロックの打ち方とやり方のコツ

卓球のブロックとは

卓球のブロックとはコンパクトなスイング相手強打を返球するための守備的テクニックです。文字通り、相手の攻撃をブロック(守る)する意味があります。

このブロックにはフォアハンドブロックバックハンドブロックがあります。

フォアハンドブロック体の利き腕側のボールを狙いバックハンドブロック体の正面、または利き腕とは反対側よりのボールを狙います。

卓球のブロックの役割とメリット

ブロックは基本的には角度を付けたラケット相手強打を返球するときに使います。

ラケットを当てるだけのレシーブ技術ですが相手のボールの力スピードをそのまま相手に返すことが出来るだけでなく、確実に相手のコート返球できるといったメリットがあります。
このようにブロックの守りの技術を駆使して、試合を有利に運ぶ選手のことをブロックマンといいます。

卓球のブロックの打ち方とやり方

卓球のブロックフォアハンドバックハンド、それぞれの打ち方そして技術的な6つのポイントコツを解説します。

フォアハンドのブロック

フォアハンドのブロック
  1. 姿勢をやや低くして、ラケットを通常のフォアハンドの構えより高い位置に構えます。
  2. ボールがラケットの少し前にきたのを見計らって、打球点は早めのタイミングを狙い
  3. 肘が体から離れないようコンパクトにスイング。

バックハンドのブロック

バックハンドのブロック
  1. バックハンドの構えから、姿勢をやや低くしてボールが体の中心にくるようにします。
  2. ラケットを通常のバックハンドの構えより高い位置に構え
  3. 打球点は早めに、体の正面でコンパクトにスイング

卓球のブロックの打ち方の技術的な6つのポイントとコツ

1. 相手が打球する直前にブロックの態勢をとる

相手がドライブを放った後に、ブロックの態勢を取ろうとしても間に合わないことも多いです。ブロックを放つのは、相手がドライブなどの強打に限ります。

相手がドライブの構えをしたのを見計らって、ブロックによる返球体勢をとります。

2. ブロックの構えはラケットは高めにする

ブロックをする際はラケットを高めにするのがポイントです。低い位置で構えてしまうとラケットにボールを当てる際に下から上にかけてのスイングとなってしまい、安定したブロックを打つことが出来なくなります。

ブロックをする際はラケットを高めにして、上からボールをとらえるイメージです。

3. 回転量に合わせて適切なラケットの角度をとる

相手の打ったドライブの回転量に合わせて、ラケットの角度を調節することが必要です。

ドライブの回転に合わせ適切なラケットの角度を作ることでボールをうまく相手コートに打ち放つことができます。

4. フォアハンドブロックの際は体からひじを離さない。

フォアハンドブロックの場合、体の利き腕側のボールを狙いますが、その際ひじを体に固定することで安定したフォアハンドブロックを打つことでできます。ひじ体から離してしまうフォーム安定しないだけでなく、ボールが飛びすぎてオーバーミスにつながります。

5. 早めの打球点

ブロックを打つ際は、早めの打球点で打つことで安定したボールを打てるようになります。打球点遅くなると相手のボールの威力が落ち、それに伴ってブロックの攻撃力も落ちてしまいます

6. 基本はボールにラケットを軽く当てるだけ

基本的にはラケットにボールをコンパクトに当てるだけです。相手のドライブの強打をそのまま相手に返します。

卓球動画 ブロック

様々なブロック技術についての実践動画

卓球の粒高ラバーによるブロックの打ち方

ラバー特有の回転の変化をおこす粒高ラバー

卓球のラバーには粒高ラバーという特殊なラバーがあります。

粒高ラバーとは、表面の粒が高いラバーで、打ったボールが変化し、相手が打ちにくい球となって返すことが出来るラバーの事です。

粒高ラバー上回転を打つと、ラバーの粒高ラバー特有の回転の変化により下回転になります

この粒高ラバー特有の回転の変化である上回転ボールを返球→下回転に変化する特性から相手が卓球の粒高ラバーを使った場合のブロックの打ち方としては

通常裏ソフトラバーでは、上回転ボールを当てるだけの ブロックになりますが、粒高ラバーでは上から下に振り下ろすようにスイングしてブロックを打ちます。

卓球の粒高ラバーによるブロックの打ち方のポイント

相手が裏ソフトラバーの場合、上回転ボールを角度を合わせたラケットに当てるだけ上回転をそのまま相手に上回転として返球

相手が粒高ラバーの場合、上から下に振り下ろすようにスイングしてブロックを打つ

ブロックとカウンターの打ち方の違い

ブロック同様、同じ守備のテクニックとして卓球カウンターがあります。

ブロックカウンターはどちらも同じ攻守一体の技術であり、打ち方も似ていますがその違いとして、ブロックはラケットのラバーにほぼ当てるだけの打球に対し、カウンター相手のボールの勢いに、更に攻撃力を加えることが挙げられます。

<参考>卓球のカウンターについてはこちらの記事で解説。

卓球のブロックマンとしての戦術

守りの技術を駆使して、試合を有利に運ぶ上では卓球のブロックマンとして 試合運びを行う場合があります。この卓球ブロックマンとして試合を優位に進めるための戦術としては4球目攻撃を狙うのが良いでしょう。

ブロックによる卓球の4球目攻撃とは

卓球における4球目攻撃とは、4球目に攻撃をすることを前提とした戦術です。

ブロックマンとしての試合運びをする場合、以下の4球目攻撃が効果的です。

  1. 相手が下回転サーブ
  2. ツッツキで返球
  3. 相手がフォアドライブで返球
  4. ブロックで返球します。

このような4球目攻撃を狙った攻撃パターン相手の攻めを崩すことができます。

この4球目攻撃によるブロックマンとしての戦術のポイントとしては、相手がドライブで打ってくるようにツッツキで返球することです。

この4球目攻撃パターンは試合でもよく見られる効果的なスタイルです。

<参考>卓球の4球目攻撃について詳しくはこちら

卓球のブロックの練習方法

ラリーによるブロック練習

ブロックを身につけるのに効果的な練習方法としてラリー練習が挙げられます。
パートナーにドライブサーブを打ってもらい、ブロックで相手に返す練習です。

この練習を行うことで、ブロックのフォームが身につき、ボールの回転に合わせたラケットの角度の感覚ボールコントロールができるようになります。

ラリーによるブロック練習1

ラリーによるブロック練習2

1つ目のラリー練習では、同じところにドライブを打ってもらっていましたが、今度はパートナーから左右にドライブサーブを打ってもらい、左右に移動しながらフォアハンドブロックとバックハンドブロックで相手に返す練習です。

この練習を行うことで、ブロックによる幅広い守備範囲を広げることが出来るようになります。

ラリーによるブロック練習2

卓球動画 ブロック練習方法

基本的なバックハンドブロックの打ち方の実践動画

【卓球】フォアブロック・バックブロック徹底解説

試合で使えるブロックの実践練習動画

効果的なブロックマン対策

試合の相手がブロックマンだった場合、こちらがドライブを打ってきたのを見計らって素早くブロック返球されてしまい、得点を取られてしまうこともあります。

そのためブロックが得意な選手との対戦の場合は対策を取る必要があります。

卓球のブロックマンへの対策とは

卓球のブロックは基本的に体の正面で受けるスタイルです。前後左右に振られるとブロックのフォームを取れず、思うようにブロックが出来ません。

そのため試合の相手がブロックマンであった場合、フォアバック左右に振ったりショートやロングを織り交ぜたりするなどで、前後左右に相手を揺さぶることがブロックマンへの対策として効果的なやり方です。

試合の相手がブロックマンであった場合ブロックのフォームを取らせないような攻め方をすることがブロックマン対策となる。

卓球のブロックの打ち方とやり方のコツ まとめ

卓球のブロックは、相手がドライブで攻めてきたときに相手の強打を返球するのに最適な守備のテクニックです。強烈なドライブスピード球威があるので、返球するにはこういったブロック技術が欠かせません。

相手の強打の威力をそのまま相手に返しますので、相手の攻撃を自分の攻撃パターンに変えていくきっかけにもなります。ブロック守備攻撃に変えていく非常に有効な技術となりますので、是非覚えていきましょう。