卓球のダブルス戦
卓球のダブルス戦とは

これまでは主に卓球のシングルスのルールについて解説してきました。
<参考記事>卓球のシングルスのルールはこちらで解説
しかし、卓球には1対1のシングルス戦の他に2対2のダブルス戦があります。
ダブルス戦とは2対2で試合をすることです。2人1組になって4人で試合を行います。

このダブルス戦にはシングルス戦にはないダブルス戦独自のルールが2つあります。
今回はこのダブルス独自のルールを解説していきます。
卓球のダブルス戦ルール
1 ダブルスのサーブは対角線打ち
シングルス戦では、サーブを打つ際、相手コート内であればどこでも打つことができますが
ダブルス戦では、自分のコート内の右半面から相手コートの右反面にサーブを打たなければサービスミスと判定されます。
この対角線上のコースのことを、クロスコースといいます。

自分のコート内の右半面から相手コートの右反面にサーブを打つ
審判にサービスミスと判断されると相手に得点が入ることとなります。
また、自分のチームと相手チームそれぞれペアを組んだ2人は
ペア1組につき2本ずつサーブを打つことが出来ます。
これは卓球用語でサーブ権といいます。
<参考>卓球のサーブの基本的なルールについてはこちらで解説。
2 ダブルス戦ではサーブとレシーブの相手が決まっている。
シングルス戦は、1人が1人に対しサーブを打つまたはレシーブを受けていましたが、
ダブルス戦の場合、ペアの二人がそれぞれ決まった相手にサーブを打ち、
決まった相手からのサーブをレシーブで受けるといったルールとなっています。
ダブルス戦におけるサーブとレシーブ参考図
<参考図>ペアを組んだ2人が交互に打つ場合の一例です。サーブは1組2本ずつが基本です。
1ゲーム終了後両ペアはチェンジエンドとなります。
そうすると、これまで打っていたサーブの相手が入れ替わります。

例えばCのサーブの相手がこれまではAだったのがBに変わり、Aのサーブの相手がこれまではDだったところがCに変わります。
ダブルス戦ではチェンジコートのたびにサーブとレシーブの相手が変わると覚えておいてください。
チェンジエンドとは1ゲーム終えるごとに互いにコートをチェンジすることをいいますが。
これはシングルスでも同様に行います。
<参考>チェンジエンドとは
シングルス戦とダブルス戦との違いによるまとめ
これまで、シングルス戦とダブルス戦との違いについて解説してきました。
- ダブルスのサーブは対角線打ち
- ダブルスはサーブとレシーブの相手が決まっている、ただしチェンジコートで入れ替わる
これ以外の基本的なルールはシングルス戦と変わりません。
少しずつルールに慣れていきましょう。
ラケットの握り方や卓球の基本姿勢などの基本技術