卓球のカウンターの打ち方・コツとは

卓球の基本技術
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卓球のカウンターとは

卓球のカウンターとはコンパクトなスイングで相手の強打を返球するための守備的技術です。

卓球のカウンターをつかうことで、相手のドライブスマッシュなどの攻撃技術に対して、

防御とともに、さらに強い攻撃を返していくことができます。

卓球のカウンターの意味

カウンターとは相手の攻撃を受け止めたと同時に、反撃することを意味します。

相手の攻撃力を利用してさらに攻撃力を加えて返す、つまり防御と攻撃を同時に行う技術カウンターです。

カウンターの種類

卓球カウンターにはフォアハンドバックハンド2種類フォアハンドカウンターバックハンドカウンターがあります。

フォアハンドカウンターはフォア面に来たボールをねらって打ちます。

バックハンドカウンターはバック面に来たボールをねらって打ちます。

卓球のカウンターの打ち方

フォアハンドカウンターバックハンドカウンター、それぞれの打ち方コツを解説していきたいと思います。

フォアハンドのカウンター

フォアハンドのカウンター
  1. フォアハンドの構えから、
  2. 姿勢をやや低くしてボールの打球点を見極めます。
  3. ボールのバウンド直後を狙って
  4. コンパクトにスイング
  5. ラケットボールにかぶせ気味にしてとらえるように打球します。

バックハンドのカウンター

バックハンドのカウンター
  1. バックハンドの構えから、
  2. 姿勢をやや低くしてボールの打球点を見極めます。
  3. ボールのバウンド直後を狙って
  4. 体の正面コンパクトにスイング
  5. ラケットボールにかぶせ気味にしてとらえるように打球します。

カウンターの打ち方3つのポイント

ボールのバウンド直後にボールを捉える

卓球のカウンターは相手の打ったボールの勢いや力を利用するのですが、

相手のボールの力が弱まっていないボールのバウンド直後に打つことで、威力を最大限に発揮することができます。

カウンターの打ち方3つのポイント

コンパクトにスイングする

卓球のカウンターの打ち方のポイントの一つとしてコンパクトスイングが挙げられます。

カウンターを狙うためには、まず相手のボールをラケットに当てることが大事です。

ドライブスマッシュといったスピードがある攻撃的なボールに対し、大きなスイングをしてしまうと、スピードボールに対して振り遅れたり台をオーバーするなどのミスにつながります。そのために必要なのが、コンパクトなスイングです。

コンパクトスイングをすることでスピードボールに対しても反応に遅れることのなくカウンターでの返球をしやすくなります。

ラケットをボールに少しかぶせ気味にする。

スピードボールに対し、更に攻撃力を加えるとボールは更にスピードを増す反面、ラケットを上向きにして打球すると、コートを超えてオーバーミスしやすくなります。
スピードボールに対して、オーバーミスを防ぐためにもカウンターを打つ際ラケットすこしボールにかぶせぎみにすることで、相手コート内に入りやすくなります。

卓球動画 カウンター

卓球技術解説-カウンター編

村松雄斗の卓球技術解説-Vol.4カウンター編-|YUTO MURAMATSU SPECIAL TECHNIQUE

バックハンドカウンタードライブ

究める!シリーズ㉖ バックハンドカウンタードライブ|宇田幸矢(JOCエリートアカデミー/大原学園)

卓球のカウンターによる戦術

回転の打ち分けをする。

卓球のカウンター回転を掛けて相手に返球したり、その一方で回転を掛けないナックルボールとして相手に返球するなど回転の打ち分けをすることができます。

このボールの回転の打ち分け技術試合の中で戦術として用いることができます。

相手の攻撃に対し回転無回転といったこれらの打ち分けを戦術に用いることで相手を翻弄することができ、なおかつ得点を得るチャンスにつなげていくことができます。

カウンターとブロックとの打ち方の違い

カウンターの練習方法

卓球のカウンターの練習方法としては卓球マシンを使って行う方法があります。
フォアバックカウンターによる切り替え練習などが効果的です。

卓球動画 卓球のカウンター練習方法

動画 卓球マシンによる切り替え練習 TACTIVE
【卓球】マシン練習その①【切り替え】

<参考記事>1人練習に最適!卓球マシンおすすめ人気7選

フォアハンドカウンターの極意
厳しいボールもこれさえ身につければ怖くない!フォアハンドカウンターの極意!【卓球動画Lili TV】

カウンターにおすすめのラケット・ラバー

2012年の全日本卓球選手権一般の部 男子シングルス優勝

2016年のリオオリンピック男子団体銀メダルといった華々しい実績をほこる丹羽孝希選手

【卓球】気持ち良すぎ〜⁉︎天才と言わせてしまうカウンタープレーヤー丹羽孝希‼︎【衝撃】koki niwa【table tennis】

高校時代には水谷隼選手を破って全日本で優勝するなど素晴らしい選手です。

丹羽孝希選手の得意技は、カウンターです。

この丹羽孝希選手現在使用しているラバーとラケットをご紹介します。

丹羽孝希選手使用モデルラケット

KOKI NIWA WOOD(丹羽孝希ウッド)

特殊素材を使用せず木材だけの構成で、丹羽選手のスタイルにマッチする高速ギアが生まれた。
カウンタープレーが特に速く、前陣での速さとパワーを生かすことのできるラケットに仕上がった。
V15との相性も抜群な木材7枚合板ギア。

木材とカーボンのバランスの取れたラケットです。カウンターがとてもやりやすいと評判のラケット。

ヴィクタス(VICTAS) 卓球 ラケット Koki Niwa 中国式ペンホルダー特殊素材入り 丹羽孝希選手使用モデル

丹羽孝希選手のさらなるパワーアップを計るため、VICTASが開発した新たな ギア『丹羽孝希』ペンホルダー中国式ラケット。

中芯を厚くしてさらに威力を増した木材構成。ラリー戦での速さ、そして台上での攻撃で力を発揮する。

丹羽孝希選手使用モデルラバー

ヴィクタス(VICTAS) 卓球 ラバー TRIPLE Double Extra 裏ソフト 強粘着

粘着力があり、回転がかけやすく変化球にも対応。また、スピードボールにも対応しているため、カウンター打ちにも最適です。

  • スタイル:強粘着性裏ソフト
  • スポンジ厚:2.0、スポンジ硬度 57.5(+-3)
  • 弧線の高さ:9.4、スピード:6.2、ドライブの精度:7.3
  • シートの強さ:8.0、反発:5.8

丹羽選手使用モデルセット 中級~上級者おすすめセット

丹羽孝希選手の更なるステージへの挑戦をVICTASがサポートし 共に歩んでいくというコンセプトをもとに開発されたラケットと強烈な回転とスピードを併せ持つ威力重視の 『V>15 Extra(エキストラ)』を組み合わせた 威力重視に仕上げたギア 中級~上級向けセット

卓球のカウンターの打ち方・コツ まとめ

卓球のカウンターの意味や種類そして打ち方やコツなどを解説しました。

卓球には守備にブロックという強力な守備的テクニックがありますが、

ブロックで返したり、あるいは、カウンターでかえすといった様々な守備の使い分けが出来るようになればメリットも大きいですし、卓球の幅も広がります。是非覚えていきましょう。

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