卓球のロングサーブとは
卓球のロングサーブとは力強く前方にボールを飛ばすサーブ技術です。
最大限に速く打つことでボールに飛距離がでてロングボールを打つことができます。
また、フォームが比較的簡単に覚えられ、慣れやすいため初心者向けのサーブといえます。
ロングサーブのロングとは
ロングサーブの回転
卓球のロングサーブの打ち方・コツ
![卓球のロングサーブの打ち方・コツ](https://jptakkyu.com/wp-content/uploads/2021/05/longser-1.jpg)
1,ボールを比較的台に近づけ、フォアハンドの構えから姿勢を落とします。
2、ボールのバウンドを低く、 ラケットを後ろから前にくるようにスイング。
3、ボールを強めにスイングして遠くに飛ばすように意識します。
卓球のロングサーブのやり方の3つのポイント
1. 姿勢を低くしてボールを卓球台によせる
ロングサーブを打つときは、ボールを卓球台に近づけて構える姿勢から始まります。
姿勢を落とし、ボールを台に近づけなるべく低いサーブとなるように打ちます。
2. ボールのバウンドを低くする
ボールのバウンドを低くして、なるべく速く打つようにします。
短いバウンドのボールをスピード感を持って打つことで、ボールの飛距離を伸ばすことができます。
3. 後ろからスイング
ボールの飛距離を伸ばすためにも、後ろからスイングをする必要があります。
短いバウンドのボールに対し、ラケットを後ろから持ってくるようにスイング。
ネットすれすれに勢いよく打て、相手の懐近くまで長い距離が出れば、良いロングサーブといえます。
卓球動画
基礎テクニック ロングサーブ
卓球のロングサーブの練習方法
卓球のロングサーブからの展開
無回転ロングサーブは、角度を合わせられたら簡単に返されてしまいます。そのため、簡単に返されないための工夫や戦略が必要です。たとえば最初のサーブの1投目に回転サーブを打ち、次の2投目のサーブにロングサーブ(無回転)を打つことで相手を翻弄させることができます。以下の2パターンを参考にしてみて下さい。
パターン① 上回転ロングサーブ攻撃に見せかける。
最初の1投目で上回転のロングサーブを放ち、2投目には無回転のロングサーブを放つパターンです。
1投目に上回転サーブを打つことで、相手に次の2投目にも上回転サーブが来ると思わせます。2投目のナックルで打ったロングサーブを相手は上回転で打ちますのでネットにかかりやすくなります。
パターン② 下回転ロングサーブ攻撃に見せかける。
最初の1投目で下回転のロングサーブを放ち、2投目に無回転のロングサーブを放つパターンです。
1投目に下回転サーブを打つことで、相手に次の2投目にも下回転サーブが来ると思わせます。2投目のナックルで打ったロングサーブを相手はツッツキやストップなどの下回転技術で返球しますのでボールが浮いたところで3球目攻撃をしかけます。
<参考>3球目攻撃には他にもいろいろなパターンがあります。
卓球動画
卓球のロングサーブ基本の練習方法
高速ロングサーブを成功させる7つのコツ
卓球のロングサーブの返し方、レシーブ方法
卓球のロングサーブはフォームが比較的簡単なため、試合においても頻繁に使われます。このロングサーブを返球するためには、次の手順を参考にしてみてください。
ロングサーブの見極めからポジション移動、レシーブまで
1. ロングサーブかどうかを素早く見極める
ロングサーブにはスピードがあり、ボールが深くギリギリまで飛んでくるため、素早くポジションを移動しないといけません。そのためにも素早くロングサーブかどうかの判断をすることが重要です。
2. 的確なレシーブポジションの移動
ロングサーブかどうかの見極めが出来たら、ボールの軌道を見極め、フットワークを使い素早くしてレシーブします。
このレシーブポジションへの的確で素早い移動が出来るかどうかが重要です。
卓球動画 ロングサーブの返し方
ナックルロングサーブをレシーブするコツ
卓球のロングサーブ まとめ
卓球のロングサーブの回転、打ち方、コツ、返し方などを解説させて頂きました。
卓球のロングサーブは基本フォームがシンプルで、初心者でも比較的簡単に習得できるサーブです。ただ、ある程度の熟練者にはロングサーブ単体では、返球されやすいサーブでもあります。
他のサーブを組み合わせながら、要所でロングサーブを打つことで、相手に意表を突くことが出来、相手から帰ってきたボールをチャンスボールにすることができます。是非練習して身につけていきましょう。