次世代卓球日本代表候補女子選手紹介

次世代卓球日本代表候補

伊藤美誠選手などは世界ランキングにおいて常に上位であり、日本代表として常に日本女子卓球界をリードしている存在ですが、日本女子卓球界には他にも逸材と呼ばれる選手が多く存在します。

そこで、今回は現在活躍中有力な女子選手をご紹介したいと思います。

現在活躍中、卓球女子選手

早田ひな選手

よみがな はやた ひな
生年月日 2000年7月7日
身長 166センチ
出身地 福岡県北九州市
所属 日本生命
戦型 両面裏ソフトドライブ主戦型
世界ランキングこちら
得意技 長身を生かしたダイレクトなフォアドライブ
利き腕 左利き
グリップ シェークハンド

両親ともに卓球とは無縁で、地元の卓球クラブに通っていた姉の影響で4歳より卓球を始める。
中学に入り、全国中学生卓球大会で2013年、2014年と2年連続優勝。さらに2014年にはアジアジュニア卓球選手権大会において、ライバルである伊藤美誠と初めてダブルスを組み優勝を果たした。
2015年には全日本卓球選手権大会(ジュニアの部)でシングルスで準優勝。その後、高校では卓球部に所属し、高校1年にしてインターハイで優勝。さらにU21による日本人としてシングルス・ダブルス初の2冠達成という快挙を果たした。
東京五輪では選手に選出されなかったが、2020年の全日本選手権のダブルス・シングルスともに2冠を果たしその成果を認められ、2021年の東京五輪ではリザーブとして選出。その後たゆまない努力の結果、パリオリンピック2024シングルスにて銅メダル、 混合ダブルス 銀(早田ひな、平野美宇)を獲得した。

長身を生かしたダイレクトなドライブが得意で超攻撃的なプレイスタイルが特徴。次期オリンピックでは代表入りの最有力選手の一人である。

主な戦績(2018年~)

2024年パリオリンピック2024 シングルス 銅
2024年パリオリンピック2024 混合ダブルス 銀(平野美宇、張本美和)
2023年全日本卓球選手権大会 女子シングルス 優勝
2023年全日本卓球選手権大会女子ダブルス 優勝(伊藤美誠ペア)(五連覇)
2023年全日本 卓球選手権大会混合ダブルス 優勝(張本智和ペア)
2022年全日本卓球選手権大会 女子シングルス 準優勝
2022年全日本卓球選手権大会女子ダブルス 優勝(伊藤美誠ペア)
2022年全日本卓球選手権大会混合ダブルス 優勝(張本智和ペア)
2021年WTT スターコンテンダードーハ大会 シングルス 優勝
2021年WTT スターコンテンダードーハ大会混合ダブルス 優勝(戸上隼輔ペア)
2020年全日本卓球選手権大会女子シングルス 優勝
2020年全日本 卓球選手権大会女子ダブルス 優勝(伊藤美誠ペア)
2019年 IITTFワールドツアー・オーストリアオープン ミックスダブルス優勝
2018年 第22回ジャパントップ12卓球大会 シングルス 優勝
2018年全日本卓球選手権大会女子ダブルス 優勝(伊藤美誠ペア)

早田ひな選手使用用具

使用ラケット Hina Hayata H2

使用ラバー フォア面/バック面 キョウヒョウ3国狂ブルー

早田ひな選手SNSや公式サイト

加藤美優選手

よみがな かとう みゆ
生年月日 1999年4月14日
身長 157センチ
出身地 東京都武蔵野市
所属 日本ペイントホールディングス
戦型 右シェーク裏裏ドライブ主戦型
世界ランキングこちら
得意技 ミュータ
利き腕 右利き
グリップ シェークハンド

父親が卓球選手だった影響で6歳から卓球を始める。翌年に出場した全日本選手権(バンビの部)ではベスト8となる。
2012年4月からは、JOCエリートアカデミー入りを果たす。
2013年全日本卓球選手権(一般の部)女子シングルスベスト16
2014年には初の全日本卓球選手権ジュニアの部でシングルスで初優勝を飾る。
2016年全日本卓球選手権(一般の部)女子シングルスベスト16
2016年以降からは、数々の国際大会において優勝や準優勝を飾っている。

また、逆チキータを早くから使っている選手であり、ミュータの語源ともなった、
日本女子卓球黄金世代として、国際大会でも活躍し、今後のさらなる活躍が期待されている一人である。

主な戦績(2013年~)

2013年 全日本卓球選手権(一般の部)女子シングルスベスト16
2014年 全日本卓球選手権(ジュニアの部)女子シングルス優勝
2016年 全日本卓球選手権(一般の部)女子シングルスベスト16
2018年 スロベニアオープンシングルス優勝
2019年 スペインオープンシングルス優勝 
2019年 クロアチアオープンシングルス準優勝 

加藤美優選手使用用具

使用ラケット インナーフォース レイヤー ZLC

使用ラバー フォア面 テナジー80 バック面 テナジー80

加藤美優選手SNSや公式サイト

インスタグラム https://www.instagram.com/miyu.chibicha/

佐藤瞳選手

よみがな さとう ひとみ
生年月日 1997年12月23日
身長 163センチ
出身地 北海道函館市
所属 ミキハウス
戦型 カット主戦型
世界ランキングこちら
得意技 バックカット
利き腕 右利き
グリップ シェークハンド

小学2年生で卓球を始め、小学3年生で全道大会に優勝し頭角を表す。
中学では全国中学生大会で優勝を飾る。さらに高校ではインターハイ準優勝し、その後本格的に卓球の道にすすむこととなる。
2014年には韓国オープンU-21シングルス初優勝、スウェーデンオープン優勝.2015年~2020年にかけてのTTFワールドツアーにおいてはシングルス11度の優勝と2度の準優勝、そしてダブルスで7度の優勝などの好成績を収めている。

高い守備力を誇る日本女子最強のカットマンとして名が知られており、守備範囲が広く、ミスの少ないカットが武器。特にバックカットの安定性は世界トップレベルの精度を誇る
次期代表選手として呼び声高く、今後のさらなる活躍が期待されている一人である。

主な戦績(2019年~)

2019年 ITTFチャレンジ・タイオープンタイ・バンコク 女子シングルス 優勝
2019年 ITTFチャレンジ・ノースアメリカンオープン 女子ダブルス 優勝
2020年 ITTFチャレンジシリーズプラスオマーンオープン 女子シングルス 優勝 女子ダブルス 優勝
2021年 第25回アジア卓球選手権 カタール・ドーハ女子団体 優勝
2021年 第30回日本卓球リーグ・ビッグトーナメント 女子シングルス 優勝

佐藤瞳選手使用用具

使用ラケット 剛力男子スーパーカット

使用ラバー フォア面 キョウヒョウ3国狂ブルー バック面 ドナックル(表ソフト)

佐藤瞳選手SNSや公式サイト

長崎美柚選手

よみがな ながさき みゆう
生年月日 2002年6月15日
身長 164センチ
出身地 神奈川県海老名市
所属 日本生命
戦型 左シェーク裏裏ドライブ主戦型
世界ランキングこちら
得意技 チキータ
利き腕 左利き
グリップ シェークハンド

大学の卓球部だった祖父の影響で5歳で卓球を始める。全日本選手権の女子ホープス・カブ・バンビ・ジュニアの4種目を制覇するといった卓球の福原愛以来の快挙を達成した。
2019年にはモンゴル・ウランバートルで開催されたアジアジュニア卓球選手権ではシングルスとダブルスで2冠を達成同年、世界ジュニア卓球選手権大会女子シングルスでは中国勢を下して決勝へ進出し、日本人選手として初となるジュニア世界一になる。

プレースタイルは身長160cmを超える恵まれた体格と、長いリーチを活かした両ハンド攻撃。世界ランキングはやや低いながら、競合ひしめく日本卓球女子の中でも日本人離れした卓越した技術の持ち主として知られていることから、将来を期待されている一人である。

主な戦績(2018年~)

2018年 全日本卓球選手権大会 ジュニア女子シングルス 優勝
2018年 ITTFチャレンジシリーズスロベニアOP 女子ダブルス 準優勝
2018年 世界選手権団体戦 女子団体 準優勝
2019年 全日本卓球選手権大会 混合ダブルス 準優勝
2019年 ITTFチャレンジシリーズスロベニアOP 女子ダブルス 優勝
2019年 ITTFチャレンジシリーズクロアチアOP 女子ダブルス 優勝
2019年 アジアジュニア卓球選手権 女子シングルス 優勝 女子ダブルス 優勝
2019年 世界ジュニア卓球選手権 女子シングルス 優勝、女子ダブルス 優勝 女子団体 準優勝
2019年 ITTFワールドツアーグランドファイナル 女子ダブルス 優勝
2021年 WTT スターコンテンダードーハ大会 女子ダブルス 優勝
2021年 第25回アジア卓球選手権 女子ダブルス 3位 女子団体 優勝

長崎美柚選手の使用用具

使用ラケット インナーフォース レイヤー ALC

使用ラバー フォア面/バック面 テナジー05

長崎美柚選手SNSや公式サイト

木原美悠選手

よみがな きはら みゆう
生年月日 2004年8月3日
身長 164センチ
出身地 兵庫県明石市
所属 JOCエリートアカデミー
戦型 右シェーク前陣速攻型
世界ランキングこちら
得意技 高速スマッシュ バックハンド
利き腕 右利き
グリップ シェークハンド

卓球選手である父と兄、姉の影響で4歳で卓球を始めた。バンビの部、カブの部、ホープスの部と各階級を制覇した。また、2015年、2016年の全日本カデットの部13歳以下で連覇を果たす。中学入学後も1年生のときに全国中学校卓球大会で優勝。
2019年1月の全日本卓球選手権大会では並み居る実力者を次々と破り、準優勝。男女通じて大会史上最年少の決勝進出を果たした。

ダブルスのペアを組む長﨑美柚とはWみゆうの愛称で知られ、ともに迎えた2019年ITTFチャレンジ・クロアチアオープンではシングルスとダブルスの2冠を達成。
ダブルス、シングルス、国内外の大会で多くの結果を残している木原 美悠選手はその類まれな実力から「天才卓球少女」といわれることも多い。

プレースタイルは前陣速攻攻撃型。しゃがみこみサーブからの高速スマッシュを得意とし、レシーブにおいては前陣からの強烈なバックハンドやミート打ちを放つ

主な戦績(2018年~)

2018年 ITTFチャレンジシリーズ・スロベニアオープン 女子ダブルス準優勝
2019年 全日本卓球選手権大会 女子シングルス準優勝
2019年 ITTFチャレンジシリーズ・スロベニアオープン 女子ダブルス優勝
2019年 ITTFチャレンジシリーズ・クロアチアオープン 女子シングルス 優勝 女子ダブルス優勝
2019年 アジアジュニア卓球選手権 女子ダブルス優勝 ジュニア女子団体3位
2019年 世界ジュニア卓球選手権 女子ダブルス優勝 混合ダブルス優勝
2019年 ITTFグランドファイナル(ダブルス)優勝

木原美悠選手の使用用具

使用ラケット ファイヤーフォール VC

使用ラバー フォア面 V>15 Extra バック面 VO>102

木原 美悠選手SNSや公式サイト