卓球の回転の基本|上回転・下回転の仕組みとサーブ・レシーブ対策

卓球のサーブとレシーブの上回転と下回転 サーブ・レシーブ
卓球の上回転と下回転の仕組み

卓球では、上回転と下回転を正しく理解できるかどうかで、サーブやレシーブの安定感が大きく変わります。
回転の仕組みが分からないままプレーすると、「なぜミスしたのか分からない」「相手のボールが取れない」といった状態に陥りがちです。

この記事では、卓球初心者向けに

  • 上回転・下回転の基本的な仕組み
  • サーブでの上回転・下回転のかけ方
  • レシーブ時の返し方・対処方法

を、できるだけ分かりやすく解説します。
回転の違いを理解すれば、試合中のミスが減り、自分のプレーに自信が持てるようになります。


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卓球における回転とは?

卓球の回転とは、ボールが進行方向とは別に回りながら飛ぶ状態のことです。
この回転によって、ボールの弾み方・飛び方・落ち方が大きく変化します。

特に重要なのが

  • 上回転
  • 下回転

の2種類です。


上回転とは?(トップスピン)

上回転とは、ボールの上から下へ回転がかかっている状態です。
前に強く進み、台に当たると大きく跳ね上がる特徴があります。

卓球の上回転とは、ボールの上から下へ回転がかかっている状態

卓球における上回転とは

ボールが進む方向にむかって回転している状態のことをいいます。

上回転の特徴

  • スピードが出やすい
  • ネットを越えやすい
  • 安定したラリーがしやすい

フォアハンドドライブやバックハンドドライブは、基本的に上回転のショットです。


下回転とは?(バックスピン)

下回転とは、ボールの下から上へ回転がかかっている状態です。
台に当たると勢いが弱まり、低く伸びるのが特徴です。

卓球の下回転とは、ボールの下から上へ回転がかかっている状態です。

卓球における下回転とは

ボールが進む方向とは反対に回転している状態をいいます。

下回転の特徴

  • ボールが浮きにくい
  • 相手のミスを誘いやすい
  • 持ち上げる技術が必要

ツッツキやカット、下回転サーブでよく使われます。


上回転と下回転の違い(比較)

項目上回転下回転
飛び方前に伸びる失速しやすい
バウンド高く跳ねる低く沈む
主な技術ドライブツッツキ・カット
対処押さえる持ち上げる

上回転サーブの仕組みと打ち方

上回転サーブは、ラケットを下から上へ振り上げるようにボールをこすることで回転がかかります。

卓球のボールを上回転にするには、ラケットでボールを上に向かってこすりながら一定方向に打ちます。

卓球のボールを上回転にする

上方向に向かってボールをこすることでボールは前進回転をしながら打った方向に向かって飛びます。この時に、ボールを垂直にまっすぐ立てたところに当てると、ボールは回転作用から上に向かって飛んでいきます。

卓球の上回転ボールの仕組み

上回転サーブのポイント

  • ボールの後ろ〜上部を薄くこする
  • ラケット角度はやや被せる
  • 強く振りすぎない

上回転サーブは、初心者でも比較的安定しやすく、ラリーに持ち込みやすいサーブです。


下回転サーブの仕組みと打ち方

下回転サーブは、ボールの下側を横から薄くこすることで回転をかけます。

卓球のボールを下回転にするには、ラケットでボールを下に向かってこすりながら一定方向に打ちます。

卓球のボールを下回転にする

下方向に向かってボールをこすることでボールが進む方向とは反対に回転しながら打った方向に向かって飛びます。この時に、ボールを垂直にまっすぐ立てたところに当てると、ボールは回転作用から下に向かって飛んでいきます。

卓球の下回転ボールの仕組み

下回転サーブのポイント

  • ボールの下側を意識する
  • ラケットは少し立てる
  • こする感覚を大切にする

下回転が強いほど、相手は持ち上げにくくなります。


上回転・下回転のレシーブ方法

上回転の返し方

ラケットを少しボールにかぶせ気味にしてボールをななめ上にこすりながら返球することで、上回転ボールは上回転を維持した状態で相手コートに飛んでいきます。

上回転の回転作用
  • ラケットをやや被せる
  • 押さえる意識で前に出す
  • 無理に振らずブロックも有効

ラケットの角度

ボールを打球する際のラケットの角度は、ボールのスピードや回転量に応じて変化をつける必要があります。

上回転を掛けて打つ際の基本的なラケットの角度は45度前後です。

基本的なラケットの角度は45度前後

ボールのスピードや回転量に応じてラケットをボールにややかぶせ気味にします。

ボールのスピードや回転量に応じてラケットをボールにややかぶせ気味にします。

同じ上回転による返球、回転量を上回る下回転での返球。

これらが基本的な上回転ボールの返球方法となります。

やってはいけない上回転ボールの返し方

上回転ボールに対し、ラケットの打球面を上に向けた状態または回転量の少ない下回転の打ち方で打ってしまった場合、ボールは回転の強いほう(この場合上回転ボール)の力が作用して卓球台をオーバーして飛んでいきます

上回転の回転作用

下回転の返し方

ラケットの打球面を天井に向け、ボールをななめ下にこすりながら返球することで、下回転ボールは下回転を維持した状態で相手コートに飛んでいきます。

  • ラケットを少し開く
  • 下から上へ持ち上げる
  • ツッツキやループドライブを使う

回転が強いほど、ラケット角度の調整が重要になります。

ラケットの角度

ボールを打球する際のラケットの角度は、ボールのスピードや回転量に応じて変化をつける必要があります。

下回転を掛けて打つ際の基本的なラケットの角度は45度前後です。

下回転を掛けて打つ際の基本的なラケットの角度は45度前後です。

ボールのスピードや回転量に応じてラケットをやや寝かせ気味にします。

下回転ボールのスピードや回転量に応じてラケットをやや寝かせ気味にします。

同じ下回転による返球、回転量を上回る上回転での返球。

これらが基本的な下回転ボールの返球方法となります。

やってはいけない上回転ボールの返し方

下回転ボールに対し、ラケットをボールにかぶせた状態または回転量の少ない上回転の打ち方で打ってしまった場合、ボールは回転の強いほう(この場合下回転ボール)の力が作用してボールは下方向に飛び、卓球台のネットに掛かります。


ラバーによる回転の違い

ラバーの種類によって、回転のかかり方も変わります。

  • 粘着ラバー:回転が非常にかかる
  • テンションラバー:スピードと回転のバランス型

初心者は、回転が分かりやすいテンション系ラバーがおすすめです。


合わせて読むと失敗しない:初心者〜中級者向けに卓球ラケットの選び方と卓球ラバーの選び方


回転が分からないときの見分け方

  • 相手のラケット角度を見る
  • スイング方向を見る
  • バウンド後の跳ね方を見る

慣れてくると、回転は「感覚」で分かるようになります。

回転には上回転に横回転を組み合わせるものもありますので注意しましょう。


実際のサーブやレシーブでは、上回転や下回転に 横回転が加わるケースも多くあります。 詳しくは 卓球の横回転の仕組みと対処法 で解説しています。


✅ よくある質問(FAQ)


Q1. 卓球の上回転とは何ですか?

上回転(トップスピン)とは、ボールが進行方向に転がるように回転している状態です。前に伸びやすく、台に当たると高く跳ねる特徴があります。ドライブや上回転サーブで多く使われます。


Q2. 卓球の下回転とは何ですか?

下回転(バックスピン)とは、ボールが自分側へ戻る方向に回転している状態です。台に当たると勢いが弱まり、低く滑るように跳ねます。ツッツキや下回転サーブで使われます。


Q3. 上回転と下回転の見分け方はありますか?

相手のラケットの振り方向・角度・バウンド後の跳ね方を見ることで判断できます。上回転は高く跳ねやすく、下回転は低く沈みやすいのが特徴です。


Q4. 下回転サーブはどう返せばいいですか?

ラケットを少し開き、下から上へ持ち上げる意識で返球します。ツッツキやループドライブが有効で、無理に強く打つとミスしやすくなります。


Q5. 上回転サーブの返し方のコツは何ですか?

ラケットをやや被せ、押さえる意識で前に出すのが基本です。回転が強い場合はブロックで安定させるのも有効です。


Q6. 初心者は回転をどこまで意識すればいいですか?

最初は「上回転か下回転か」を判断できれば十分です。
細かい回転量よりも、ラケット角度を合わせる意識を身につけることが大切です。


Q7. ラバーによって回転のかかり方は変わりますか?

はい。粘着ラバーは回転が強く、テンションラバーはスピードと回転のバランスが良い特徴があります。初心者には扱いやすいテンション系ラバーがおすすめです。


上下回転に横回転が加わると難易度が上がります

サーブやレシーブでは、上回転・下回転に 横回転が加わった「複合回転」が多く使われます。 横方向の変化を理解しておくことで、 回転の見極めがしやすくなります。

卓球の横回転の仕組みとサーブ・レシーブの基本


まとめ|回転を理解すると卓球は一気に上達する

卓球の上回転・下回転を理解することで、

  • サーブの質が上がる
  • レシーブのミスが減る
  • ラリーが安定する

といった効果が期待できます。

まずは回転の違いを知り、正しいラケット角度で返すことを意識しましょう。
回転を理解できれば、卓球はもっと楽しく、思い通りにプレーできるようになります。


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