伊藤美誠選手の経歴・戦績・用具とは

日本女子卓球界のエース伊藤美誠選手　
1. 伊藤美誠（いとうみま）選手

日本女子卓球界のエース伊藤美誠選手　

日本の女子卓球界のエース伊藤美誠選手の経歴・戦績・用具をご紹介します。

伊藤美誠（いとうみま）選手

生年月日

2000年10月21日

所属

スターツ

戦型

右シェーク裏表前陣速攻型

出身

静岡県磐田市

伊藤美誠選手の経歴

母親の指導の元2歳から卓球を始め、2008年(バンビの部）、2010年(カブの部)の全日本選手権で優勝。2011年の全日本選手権・一般の部で(大会)史上最年少勝利記録を更新。更に2015年ドイツオープンのシングルスでも優勝し、世界最年少優勝記録を打ち立てた。

史上最年少の15歳でメダリスト

2016年のリオデジャネイロ五輪では、福原愛、石川佳純らと共に女子団体に出場。史上最年少の15歳300日で銅メダルを獲得し一躍話題となる。

2017年以降も多くの大会に出場し幾多の優勝を繰り返しおり、2019年1月の全日本選手権大会では、女子シングルス、女子ダブルス、混合ダブルスで女子史上初となる2年連続3冠を達成。

東京オリンピックでは2個のメダルを獲得

2021年に開催された東京オリンピックでは水谷隼と共に卓球競技混合ダブルスの初代オリンピック金メダリストとなり、シングルスにおいても男女通じて日本人2人目（女子シングルスでは初）となるメダル（銅）を獲得。

また、ダブルスにも定評があり、女子ダブルスにおいては同じ卓球黄金世代である平野美宇選手や早田ひな選手らと組むことが多く国内外で多くの好成績を残す。

中国国内での「大魔王」という異名

これまでにも中国の強豪選手に数多く勝利しており、中国国内では畏敬の意味を込めて「大魔王」という異名で知られてきた。

大魔王降臨！伊藤美誠。強敵中国のBIG3劉詩雯・丁寧・朱雨玲 3連破｜スウェーデンOP 2018

近年は、中国国内において「対　伊藤美誠」対策が取られたことで伊藤が得意とする戦術が封じられてきているのが現状。

しかし、逆境に強く不屈の精神力をもつ伊藤美誠選手は努力を怠らない。現在でもシングルス世界ランク10位以内を常に保っており、世界トップレベルの女子卓球選手として知られている。

常に台の前陣に位置し、素早い動きでボールに反応する前陣速攻型がプレースタイル。

ラケットのバック面に表ソフトラバーを貼り、強力なナックルボールを繰り出します。

ここぞというときに繰り出す強烈なスマッシュ「みまパンチ」は向かうところ敵なし。

【卓球】独特なテークバックのフォアハンドのスマッシュ「みまパンチ」

伊藤美誠選手の主な戦績

2023年全日本卓球選手権大会女子ダブルス優勝（早田ひなペア）
2022年全日本卓球選手権大会女子シングルス優勝
2022年全日本卓球選手権大会女子ダブルス優勝（早田ひなペア）
2022年WTTコンテンダーザグレブ女子シングルス優勝
2022年WTTコンテンダーザグレブ女子ダブルス優勝（早田ひなペア）
2022年アジアカップ女子シングルス準優勝
2021年ヒューストン女子ダブルス銀メダル
2020年東京オリンピック・シングルス胴・ダブルス金・団体銀のトリプルメダル達成
2020年ワールドカップ女子シングルス胴
2019年全日本卓球選手権大会女子シングルス優勝
2019年全日本卓球選手権大会女子ダブルス優勝（早田ひなペア）
2019年全日本卓球選手権大会混合ダブルス優勝（森薗政崇）