卓球レシーブの基本とコツ|回転別の返し方と初心者が安定する方法

卓球で「レシーブが安定しない」「相手のサーブが返らない」と悩む人は非常に多いです。実際、その原因の多くは回転の見極め不足基本姿勢の乱れにあります。

このページでは、卓球レシーブの基本から、上回転・下回転・横回転それぞれの返し方、初心者がミスしやすいポイントと改善方法、さらに上達するための練習方法までをまとめています。

※このページは、レシーブでミスしたときに何度も見返せる「卓球レシーブの基礎まとめ」として作っています。

サーブ・レシーブ全体を体系的に学びたい方は、以下のカテゴリも参考にしてください。

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卓球レシーブが安定しない原因とは?

レシーブが安定しない主な原因は、技術以前の基本的な部分にあります。

  • 構えが遅れている
  • 回転を決め打ちしてしまっている
  • 台との距離が合っていない

初心者指導をしていると、特に多いのが「構えが間に合っていない」ケースです。サーブが出てから慌てて構えるため、正しいラケット角度を作れず、ミスにつながります。

【図①:正しい構えと遅れた構えの比較図】

卓球のレシーブで正しい構えと間違った構えを比較した図。膝の曲げ方と重心位置の違いを解説

レシーブの基本姿勢と構え方

基本の構え

レシーブ時の基本姿勢は以下のポイントを意識します。

  • 膝を軽く曲げ、重心を前に置く
  • 上体はやや前傾
  • ラケットは体の正面に構える

この構えを早めに作ることで、回転に応じた対応がしやすくなります。

台との距離

台に近づきすぎると回転の影響を強く受け、遠すぎると反応が遅れます。自分が安定して振れる距離を意識しましょう。

ダブルスやサービス順など、レシーブに関わる細かいルールについては、以下の記事で詳しく解説しています。

レシーブ時には、卓球のレシーブ・リターンルールも正しく理解しておくことが重要です。


回転を見極める3つのポイント

安定したレシーブには、回転の見極めが欠かせません。以下の3点を意識しましょう。

相手のラケット角度

ラケットが被っていれば上回転、開いていれば下回転の可能性が高くなります。

スイング方向

上から下へのスイングは下回転、下から上へのスイングは上回転になりやすいです。

ボールの軌道とバウンド

弾道が伸びるか、バウンド後に減速するかを観察します。

回転が分からない場合は、
卓球の回転の基本(上回転・下回転の仕組み)
を先に理解すると、レシーブが安定しやすくなります。

上回転サーブの返し方(初心者向け完全解説)

【図②:上回転・下回転・横回転の回転方向図】

卓球の上回転・下回転・横回転の仕組みを示した図。サーブからレシーブまでの回転方向とバウンド後の変化を解説

回転別レシーブの返し方

上回転ボールのレシーブ

  • ラケット面をやや被せる
  • 前に押し出すイメージで返球する

上回転に対して面を開きすぎると、オーバーミスになりやすくなります。

下回転ボールのレシーブ

  • ラケット面を少し開く
  • 下から支えるように当てる

ネットミスが多い場合は、面が被りすぎている可能性があります。

バックハンドで強い下回転をコントロールする技術として、後陣で使用する バックカットも習得しておくと守備力が大きく向上します。

バックカットの詳細はこちら

横回転ボールのレシーブ

横回転は初心者が最もミスしやすい回転です。

  • 横回転の方向を見極める
  • 回転に逆らわず、ラケット角度で調整する

特に初心者が苦戦しやすいのが横回転サーブです。
横回転サーブの仕組みとレシーブ方法はこちらで詳しく解説しています。

横回転サーブの返し方(初心者向け完全解説)

【図③:横回転+合成回転とラケット角度調整図】

卓球の横回転サーブに対するレシーブ方法を示した図。回転方向別のラケット角度と当て方を解説

技術別に見るレシーブの打ち方

フォアハンドレシーブ

フォアハンドでのレシーブを安定させるには、正しいフォームが重要です。手だけで合わせず、体全体で返球する意識を持ちましょう。

▶ 卓球フォアハンドの基本完全ガイド

バックハンドレシーブ

バックハンドでは、コンパクトな動作と面の安定がポイントです。振りすぎず、ミート重視で返球しましょう。

▶ 卓球バックハンドの基本完全ガイド


初心者がやりがちなレシーブのミスと修正法

よくあるミスには以下があります。

  • 回転を決め打ちしてしまう
  • 強く打ちすぎる
  • 台に近づきすぎる

チェックリスト

  • □ 構えが遅れていないか
  • □ 回転を見てから打っているか
  • □ ラケット面の角度は合っているか

ミスが出たら、このチェックリストを使って原因を確認してください。


レシーブが上達する練習方法

レシーブは試合よりも、練習で差がつく技術です。回転を限定した練習や、コースを絞った反復練習が効果的です。

初心者向けの練習メニューについては、以下の記事で詳しく解説しています。

レシーブを安定させるには、初心者向けの卓球練習方法を取り入れて反復することが効果的です。

初心者向け|卓球が上達する基本練習メニュー


よくある質問(FAQ)

Q1. 卓球のレシーブが安定しない原因は何ですか?

A. 多くの場合、構えの遅れや回転の見極め不足が原因です。早めに構えを作り、相手のラケット角度やスイング方向を見てから返球することで安定しやすくなります。


Q2. 下回転サーブがネットにかかるのはなぜですか?

A. ラケット面が被りすぎている可能性があります。面を少し開き、下から支える意識でボールをとらえることが重要です。


Q3. 横回転サーブはどのようにレシーブすればいいですか?

A. 横回転の方向を見極め、回転に逆らわないようにラケット角度を調整して返球します。無理に振らず、面で合わせる意識を持つと安定します。


Q4. 初心者はレシーブで攻撃すべきですか?

A. まずは安定して返球することを優先しましょう。ラリーが続くようになってから、フリックなどの攻撃的なレシーブに挑戦するのがおすすめです。


Q5. レシーブのときのラケットの握り方はどうすればいいですか?

A. ラケットは強く握りすぎず、軽く握って面の調整をしやすくすることが大切です。力みすぎると回転の影響を受けやすくなります。


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まとめ|まず意識する3つのポイント

  • 構えを早く作る
  • 回転を決め打ちしない
  • ミスしたら基本に立ち返る

レシーブは地味ですが、試合を左右する非常に重要な技術です。このページを基礎として、安定したレシーブを身につけていきましょう。

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