卓球のフォアカットとはフォア側にきた上回転または下回転に対してラケットを上から下に切るように振り下ろして下回転をかけて返球する技術です。
このカットを主軸として試合を行う選手のことをカットマンといいます。フォアカットは、カットマンにとって最も重要な守備技術のひとつです。
しかし実際には
- ツッツキとの違いが分からない
- 回転がかからない
- ボールが浮く
- 試合で使えない
という悩みが非常に多い技術でもあります。
この記事では、フォアカットを
✔ 正しく理解する
✔ 回転量を増やす
✔ 安定させる
✔ 試合で使えるようにする
ために必要な内容を、技術・戦術・練習法まで完全解説します。
- フォアカットとは?ツッツキとの決定的な違い
- フォアカットが難しいと言われる3つの理由
- 卓球のフォアカットの打ち方
- 卓球フォアカットの打ち方【回転量を増やす3つのコツ】
- フォアカットが浮く・安定しないときのチェックリスト
- 卓球フォアカットが安定しない原因と直し方
- 卓球動画 フォアカット解説
- フォアカットの回転を増やすコツ
- 試合でのフォアカットの使い方(戦術)
- 回転別のレシーブ方法
- 4. レシーブ後の展開が超重要
- 5. よくあるミスとその修正
- フォアカットとバックカットの使い分け
- ツッツキとの使い分け
- フォアカットが上手くいかない時の対処法
- フォアカットと攻撃技術の組み合わせ戦術
- サーブ・レシーブとの連動が重要
- カット技術の全体像はこちら
- フォアカットを使うべき場面(試合での役割)
- 卓球フォアカットの練習方法【初心者・中級者・上級者別】
- バックカットとの違い(どちらを使うべきか)
- フォアカットに合う用具選び
- 卓球フォアカットのレシーブ方法(回転別対応)
- 卓球のカットマンとは
- FAQ|フォアカットに関するよくある質問
- まとめ|フォアカットは「振り切ることで完成する技術」
フォアカットとは?ツッツキとの決定的な違い
フォアカットとは、相手のドライブに対して下回転をかけて打ち返す守備技術です。
ツッツキとの違い
| 技術 | 対応球 | スイング | 回転量 |
|---|---|---|---|
| ツッツキ | 下回転 | 押し | 少ない |
| フォアカット | 上回転 | 振る | 非常に多い |
👉フォアカットは「止める技術」ではなく
回転で崩す技術です。
フォアカットが難しいと言われる3つの理由
打点が体の外側で安定しない
ページでは、フォアカットは 「体の前で打つ」 ことが安定の条件として強調されています。
しかし実際には、
- ボールを引きつけすぎる
- 逆に外側で触りすぎる
といったズレが起きやすく、これがミスの大きな原因になります。
回転を作るスイング距離が取りにくい
十分なスイング距離が確保できないと、 回転量が落ちて相手にとって打ちやすいボールになる。
守備と攻撃の判断が混ざりやすい
フォアカットは守備技術でありながら、 攻撃へのつなぎ(チャンスボール作り)にも使える とされています。
そのため、
「カットで返すべきか」「ドライブで攻めるべきか」 の判断が混ざりやすく、結果として中途半端なスイングになりミスが増える、とされています。
卓球のフォアカットの打ち方

◆ ① スイングはコンパクトに
レシーブは時間がないため、 大きく振るとミスが増える → 小さく・最小限の動きで切る これが最重要ポイントです。
◆ ② ラケット角度はやや開く
開きすぎ → ネットにかかる
閉じすぎ → 浮く 正解は ほんの少し開いて、薄く当てる。
◆ ③ 打球点は「頂点〜落ち始め」
早すぎると回転負けし、遅すぎると落ちてミスが増えます。
◆ ④ 前下方向にスッと切ると切る
このフォームを後陣守備に活かす →
バックカットの打ち方・練習法
構え
- 重心は低く
- 右足をやや後ろ
- ラケットは開いて準備
スイング軌道
上 → 下ではありません
正しくは
前下方向へ長く振る
これが回転量を生みます。
卓球フォアカットの打ち方【回転量を増やす3つのコツ】
①頂点~やや落ち始めを打つ
遅すぎると回転が死にます。
②ボールの下を薄くとらえる
厚く当てるとただのブロックになります。
③振り切る(止めない)
カットは「止めた瞬間」に失敗します。
フォアカットが浮く・安定しないときのチェックリスト
フォアカットがうまくいかない場合、多くはフォーム全体ではなく1つのズレが原因です。
次の項目を上から順に確認してみてください。
✔ ラケット角度は上を向いていないか
- 面が上を向くと、下回転ではなくボールを持ち上げてしまいます。
- インパクトでは「やや被せ気味」の角度を意識しましょう。
✔ 打点が早すぎないか(上昇期で触っていないか)
- 早い打点は、ボールの威力に押されて回転をかける時間がなくなります。
- 頂点〜落ち始めを待つことで、安定して切れるようになります。
✔ スイングが“下だけ”になっていないか
- 下に振る意識が強すぎると、押し出し不足で浅いボールになります。
- 正しくは「前に送りながら、前下へ振る」軌道です。
✔ 腕だけで打っていないか
- 手打ちになるとスイングが短くなり、回転量が不足します。
- 後ろ足 → 前足へ体重を移すことで、自然にスイングが長くなります。
✔ スイングが止まっていないか(フォロースルー不足)
- インパクトで止めると回転がかかりません。
- 打球後もラケットを前下へ出し続ける意識を持ちましょう。
フォアカットは力で切る技術ではなく、
体の連動で自然に回転を生み出す技術です。
もし不安定な場合は、新しいことを試す前に、まずこのチェックリストを確認するだけで改善するケースが非常に多くあります。
卓球フォアカットが安定しない原因と直し方
●ボールを待ちすぎている
→ 回転が負けます。
●押している
→ カットではなく当てているだけ。
●スイングが短い
→ 回転が弱くなる最大原因。
卓球動画 フォアカット解説
フォアカットの打ち方や練習方法を解説しています。
フォアカット安定のための3つのポイント
フォアカットの回転を増やすコツ
- インパクトを薄くする
- ラケットを引かない
- 前に振る意識を持つ
- 打球後にラケットが前へ出る
フォアカットで身につけた下回転感覚は、後陣守備の
バックカット
にも応用可能です。
試合でのフォアカットの使い方(戦術)
フォアカットは「守る技術」ではありません。
攻めさせる技術です。
使うべき場面
- 相手の強打1球目
- ラリー主導権を渡す時
- ミスを誘いたい時
回転別のレシーブ方法
● 下回転サーブ
→ 薄く切るフォアカットが最も安定 相手の下回転に自分の下回転を重ねるイメージ。
● 横下回転サーブ
→ 横回転の方向にラケット角度を合わせる 例:右に逃げる横下 → ラケット面を少し右に向けて薄く切る。
● 上回転・横上回転のロングサーブ
→ フォアカットでも返しやすい 上回転はカットが入りやすいので、安定して深く返せる。
4. レシーブ後の展開が超重要
フォアカットレシーブは「返すだけ」ではなく、 次の球で主導権を握るための布石になります。
- 深く返す → 相手を下げられる
- コースを散らす → ミスを誘える
- 浅く返す → 相手が詰まる
特に 深いカットレシーブは相手にとって非常に打ちにくい ので、ラリーを有利に進めやすくなります。
5. よくあるミスとその修正
| ミス | 原因 | 修正 |
|---|---|---|
| ネットにかかる | ラケットを閉じすぎ | 少し開く・薄く当てる |
| 浮く | 厚く当てている | 前下方向にスイング |
| オーバーする | スイングが強すぎ | コンパクトに振る |
| 回転負けする | 打球点が遅い | 頂点〜落ち始めで打つ |
フォアカットとバックカットの使い分け
● フォアカットを使う場面
- 相手のボールが 強い・速い・深い
- 回転量で相手を下げたい
- 主導権を作りたい → 特徴:強い下回転・深い返球で相手を後ろに押し下げる
● バックカットを使う場面
- 安定してラリーを作りたい
- 変化(粒高なら特に)で相手を崩したい
- コースを散らして相手の体勢を崩したい → 特徴:安定性と変化で相手のミスを誘う
一言でまとめると
攻めの起点 → フォアカット 安定と変化 → バックカット
この基準でほぼ迷わず使い分けできます。
更に、フォアは回転量、バックは安定性
この役割分担が重要です。
バックハンドで強い下回転をコントロールする技術として、後陣で使用する バックカット も習得しておくと守備力が大きく向上します。
ツッツキとの使い分け
フォアカットを使う場面
- 相手のボールが 長い(ロング)
- 強い回転 や 強打 に対して安定して返したい
- 深く返して 相手を下げたい
- ラリーの主導権を作りたいとき
→ 特徴:強い下回転・深いボールで相手を後ろに押し下げられる
● ツッツキを使う場面
- 相手のサーブやレシーブが 短い(ショート)
- 台上での細かい展開にしたい
- 相手を前に引き出したい
- 低く短いボールで 先手を取らせない 目的
→ 特徴:低く短い返球で相手を前に動かし、攻撃を抑える
一言でまとめると
短い球 → ツッツキ 長い球 → フォアカット
このシンプルな基準でほぼ迷わず使い分けできます。
フォアカットが上手くいかない時の対処法
ネットミスが多い
→ ラケット角度を開きすぎ。
浮いてしまう
→ 当てすぎ。
もっと薄く切る。
回転が弱い
→ スイング不足。
原因の9割はこれ。
フォアカットと攻撃技術の組み合わせ戦術
攻撃技術と組み合わせることで一気に得点力が跳ね上がる技術です。 特にフォアドライブ・バックハンドとの連動は、カットマンの勝敗を左右する重要要素になります。
1. フォアカット → フォアドライブの攻撃戦術
◆ 戦術①:深いフォアカットで相手を下げて、甘い返球をドライブで仕留める
フォアカットは深く入るほど相手は下がらざるを得ません。 深いカット → 相手が下がる → 浅く返る → フォアドライブで一撃
ポイント
- カットは「前下方向に長く振る」ことで深く入りやすい
- 相手が下がった瞬間が最大のチャンス
◆ 戦術②:回転量の大きいカットで相手を持ち上げさせ、次球をドライブ
強い下回転のフォアカットは、相手に“無理な持ち上げ”を強制します。 → 返球が浮く → フォアドライブで強打
相手の特徴
- 回転に弱い相手には特に有効
- 初心者〜中級者は強い下回転に対応しづらい
◆ 戦術③:カットとドライブの緩急で相手のタイミングを崩す
- 深いカット
- 浅いカット
- 速いドライブ
- 回転重視ドライブ
これらを混ぜることで、相手はリズムを失いミスが増える。
2. フォアカット → バックハンドの攻撃戦術
フォアカットの記事にもある通り、 フォアは回転量、バックは安定性 が役割分担です 。
この特性を活かすと、バックハンドは攻撃の起点として非常に優秀になります。
戦術①:フォアで回転量、バックでテンポを変えて崩す
- フォアカット:強い下回転で相手を下げる
- バックハンド:テンポの速い攻撃で前後を揺さぶる
典型パターン 深いフォアカット → 相手が下がる → バックハンドで速い攻撃 → 相手が追いつけない
◆ 戦術②:バック側に誘導してバックハンドで仕留める
フォアカットはコースを散らしやすい技術。 特にバック側へ深く送ると、相手は体勢が崩れやすい。
→ 体勢が崩れた返球 → バックハンドで一撃
◆ 戦術③:バックカットとの組み合わせで変化を最大化
- フォアカット:強い回転
- バックカット:安定性と変化(粒高ならなお強い)
この“回転差”が相手にとって最大のストレスになる。
3. フォアカットを軸にした「攻撃連動の型」
“型”として整理します。
■ 型①:深いフォアカット → 浮いた球をフォアドライブ
最も得点率が高い王道パターン。
■ 型②:強い下回転カット → 相手の無理上げ → バックハンドで仕留める
回転量を活かした攻撃連動。
■ 型③:フォアカットで前後を揺さぶり → バックハンドでテンポを変える
相手のリズムを完全に崩す。
■ 型④:フォアカット → バックカット → フォアドライブの三段構え
カットマンらしい“変化 × 攻撃”の複合戦術。
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サーブ・レシーブとの連動が重要
フォアカットとサーブ・レシーブの連動が重要な理由
フォアカットは単なる守備技術ではなく、 サーブ → レシーブ → 3球目以降の展開をつなぐ“戦術のハブ”になります。
特にカットマンは、
- サーブで相手を制限し
- レシーブで主導権を奪い
- フォアカットでラリーの形を作る
という一連の流れが勝敗を大きく左右します。
1. サーブとフォアカットの連動
◆(1)下回転サーブ → 相手の強打を誘ってフォアカットで迎え撃つ
下回転サーブは相手に「持ち上げさせる」効果があるため、 強いドライブが来やすい → フォアカットで安定して処理しやすい。
狙いの流れ: 下回転サーブ → 相手が持ち上げる → フォアカットで深く返す → 相手が下がる → ラリー主導権を握る
(2)横下回転サーブ → 相手のコースを限定してフォアカットしやすくする
横下回転は返球コースが読みやすく、 フォア側に誘導してフォアカットで迎え撃つことが可能。
◆(3)ロングサーブ → そのままフォアカットでレシーブ的に使う
攻撃型でも使える連動で、 ロングサーブ → 相手が強打 → フォアカットで返す という“守りから攻める”展開が作れる。
レシーブとフォアカットの連動
◆(1)ロングサーブに対してフォアカットレシーブ
攻撃型でもカットマンでも有効な連動。
- 下回転ロング → 薄く切るフォアカット
- 横下ロング → 角度合わせのフォアカット
- 上回転ロング → 安定して深く返せる
深いカットレシーブは相手にとって非常に打ちにくいため、 その後のラリーを有利に進めやすい。
(2)レシーブで相手を下げて、次球をフォアカットでコントロール
深いカットレシーブ → 相手が下がる → 次球の強打をフォアカットで安定処理 → ラリーの主導権を握る
この流れはカットマンの王道パターン。
◆(3)レシーブで横回転を使い、相手の返球をフォア側に誘導
横回転レシーブで相手の返球コースを限定し、 フォア側に来たボールをフォアカットで迎え撃つ。
3. フォアカットを軸にした「サーブ・レシーブ連動の型」
記事にそのまま使える“型”としてまとめるとこうなります。
■ 型①:下回転サーブ → 強打誘発 → フォアカット
安定してラリーに持ち込む王道パターン。
■ 型②:横下サーブ → コース誘導 → フォアカット
相手の返球を読みやすくし、フォアカットの精度が上がる。
■ 型③:ロングサーブ → フォアカットレシーブ
攻撃型でも使える“守りから攻める”展開。
■ 型④:深いカットレシーブ → 相手を下げる → フォアカットで主導権
カットマンの基本戦術。
関連記事
👉 下回転サーブ
👉 横下回転サーブ
👉 ロングサーブ
👉 サーブ・レシーブカテゴリ
カット技術の全体像はこちら
フォアカットを使うべき場面(試合での役割)
フォアカットは守備専用の技術ではありません。
試合では、ラリーの流れをコントロールするために使う“つなぎの技術”として重要な役割を持ちます。
強打されたボールを一度リセットしたいとき
相手のドライブが続いた場面で無理に打ち返すとミスが増えます。
フォアカットで回転量の多いボールを送ることで、ラリーを立て直す時間を作れます。
下げられた展開から体勢を戻したいとき
後ろに追い込まれた場面では、安定した返球で次の準備を整えることが重要です。
フォアカットは守りながら体勢を回復させる役割を持ちます。
攻撃へ切り替える“間”を作りたいとき
あえて回転量の多いボールを送ることで、相手に強打を打たせ、次のボールを狙いやすくすることもできます。
フォアカットは、攻撃のきっかけを作るための技術でもあります。
このように、フォアカットは単なる守備ではなく、
ラリーの主導権を取り戻すための戦術的な一手として活用できます。
卓球フォアカットの練習方法【初心者・中級者・上級者別】
初心者向け練習
多球練習(ゆっくりドライブ)
回転量より「振る感覚」を覚える。
意識:
当てない
振り切る
中級者向け練習
ラリー形式カット
1本ずつ深さを変える。
- 深いカット
- 浅いカット
変化を作る練習。
上級者向け練習
カット→攻撃切替練習
守備から攻撃への転換。
これができて初めて試合で勝てます。
フォアカットが上達するおすすめの練習方法
下回転への対応技術をさらに高めたい方は、ツッツキの打ち方解説もあわせて確認しておきましょう。
👉 卓球ツッツキ解説
バックカットとの違い(どちらを使うべきか)
| 項目 | フォアカット | バックカット |
|---|---|---|
| 安定性 | やや難しい | 安定しやすい |
| 可動域 | 広い | コンパクト |
| 攻撃移行 | しやすい | やや遅れる |
フォアカットに合う用具選び
フォアカットはラバー性能の影響が非常に大きい技術です。
ラバー選びの基準
① 引っかかり重視
フォアカットは 薄く・強く回転をかける技術 のため、 シート(表面)の引っかかりが強いラバーが向いています。
→ 引っかかりが弱いと、回転量が出ず、ただのブロックになりやすい。
② 弾みすぎない
フォアカットは「前下方向に長く振る」技術なので、 弾みが強すぎるラバーだとオーバーミスが増える とページで説明されています。
→ カットマン向けのラバーは、一般的に弾みを抑えたタイプが多い。
③ シートが強い(耐久性がある)
カットは強い回転をかけ続けるため、 シートが弱いラバーだとすぐに削れたり、回転が落ちる とされています。
→ シート強度が高いラバーは、回転量が安定しやすい。
関連記事
👉 卓球ラケット・卓球ラバーの選び方完全ガイド
卓球フォアカットのレシーブ方法(回転別対応)
相手がフォアカットを打ってきた場合のの返し方は大きく 2つの基本パターン に分かれます。
① 同じ下回転で返す(=フォアカットで返球)
「カットボールに対し、同じフォアカットでレシーブするとスムーズに返球できる」
理由はシンプルで、
- 下回転 → 下回転 という“回転の方向が一致する返球”になるため、最も安定するからです。

- こんな場面で有効
- 相手のカットが深い
- 回転量が強い
- ラリーを安定させたい
- 中陣〜後陣でのラリー
② 上回転(ドライブ)で返す
「相手の下回転ボールの回転量を上回る上回転(ドライブ)でレシーブする」
これは“回転を打ち消して上回る”返球で、攻撃的な選択肢です。
こんな場面で有効
- 浮いたカットが来た
- 攻撃に切り替えたい
- 相手を押し込む展開にしたい
③ ツッツキ・カットの使い分けで返す
位置によってツッツキ・カットとの使い分けで返します 。
- 前陣で短い下回転 → ツッツキで返す
- 中陣・後陣で深い下回転 → フォアカット or バックカットで返す
つまり、 短い球はツッツキ、長い球はカットで返す というシンプルな基準です。
関連記事
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👉 卓球ツッツキ解説
👉 卓球バックカット解説
卓球のカットマンとは
卓球のカットマンとは、カット主戦型(守備型)のプレースタイルで戦う選手のことです。
- 相手のボールをひたすらカットで返球し、相手のミスを誘う戦型
- 打ちにくいカットボールで相手を崩し、チャンスで得点を狙う選手
卓球のカットマンの特徴
● ① 相手のボールをカットで返し続けてミスを誘う
深いカット・強い下回転・変化のあるカットを使い、 相手に「無理な持ち上げ」をさせてミスを誘うのが基本戦術です。
● ② 守備型だが、チャンスでは攻撃も行う
ページでは、 「相手の打ちにくいカットボールを使い、チャンスに乗じて得点を狙う」 と説明されています。
守備一辺倒ではなく、 カット → 浮いた球を攻撃 という流れが重要です。
● ③ 女子選手に多い戦型
ページでは、代表的なカットマンとして
- 橋本帆乃香選手
- 佐藤瞳選手 が紹介されています。
橋本帆乃香選手
佐藤瞳選手
卓球のカットマンに向いている人とは
カットマンに向いている人の特徴
相手のミスを待ちながらひたすらカットを打ち続ける。または相手のスキがでるまでひたすらカットを打ち続ける。など守備型として辛抱強さを持たなければいけません。
- 辛抱強い
- 相手の攻撃を受け止められる
- 相手のミスを誘う戦術が好き
- 守備型のプレーが得意
、攻撃をしたい気持ちが強い人の場合、カットマンよりもドライブ型のような攻撃型で相手を攻めていくプレースタイルが向いています。
対カットマンへの戦術
カットマンの選手と対戦する場合、相手はカット技術が多彩なため、カットで打ち負けてしまいミスを犯してしまうこともあります。この場合、カットマン対策をとっていくことが必要となります。
カットマンの基本的な戦術は、前陣はツッツキ、中~後陣はフォアカットやバックカットをくりだして来ることです。
こちらでカットで返せば、相手もひたすらカットで繰り返してきます。こういった対カットマンの対策としては以下のやり方を使います。
対カットマン対策

対カットマンの対策としては
ドライブやツッツキで前後に打ち、揺さぶることで相手のミスを誘い込む方法が効果的です。
つまり自分のペースに持ち込んで相手のペースである、カット主体にさせないようにすることが重要です。
FAQ|フォアカットに関するよくある質問
Q1. フォアカットとはどんな技術ですか?
相手のドライブに対して前下方向へスイングし、強い下回転をかけて返球する守備技術です。回転量で相手のミスを誘う攻めの守備として使われます。
Q2. ツッツキとフォアカットの違いは?
ツッツキは押してコントロールする技術ですが、フォアカットはスイングして回転をかけ返す技術で、回転量とスイング量が大きく異なります。
Q3. 回転量を増やすコツは?
ボールの下を薄く擦り、ラケットを前下方向へ長く振り切ることが重要です。
Q4. 安定しない原因は?
スイングが短く当てるだけになっていることが主な原因です。同じスイング量を再現することで安定します。
Q5. 最適な打球タイミングは?
頂点からやや落ち始めを打つことで回転と安定性が両立します。
Q6. 試合ではどう使う?
相手の強打に対して使用し、回転量と変化でミスを誘いラリーの主導権を取り戻す戦術として使います。
Q7. 効果的な練習方法は?
多球練習で振り切る感覚を身につけ、段階的にラリー練習や攻守切替練習へ発展させることが上達の近道です。
まとめ|フォアカットは「振り切ることで完成する技術」
フォアカットは、ただボールを返すための守備ではありません。
前下方向へしっかり振り切ることで強い下回転を生み出し、相手の攻撃力を抑え、ラリーの主導権を引き戻すための技術です。
安定しない原因の多くは「当ててしまうこと」にあります。
薄く擦り、同じスイングを繰り返し再現できるようになることで、回転量・コントロール・安定性は大きく向上します。
基礎練習から段階的にレベルを上げ、守備から攻撃へつなげる展開力を身につけることで、フォアカットは試合で大きな武器になります。
正しいフォームと練習の積み重ねによって、実戦で通用するカット技術を完成させましょう。
フォアカットとは止める技術ではなく回転で支配する技術です。振る勇気が安定と回転を生みます。




