天皇杯・皇后杯2022年全日本卓球選手権大会の組み合わせが確定
2022年1月24日-30日にて行われる天皇杯・皇后杯2022年全日本卓球選手権大会の組み合わせが確定。
男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルス、ジュニア男女シングルスの7種目で行われる今大会は総勢972人が出場し、名実ともに日本卓球界の日本一を決定する大会です。
大会概要
大会名称 | 天皇杯・皇后杯2022年全日本卓球選手権大会 |
開催期間 | 2022年01月24日 – 01月30日(7日間) |
大会会場 | 東京都:東京体育館 |
主催 | 公益財団法人日本卓球協会 |
競技種目 | 1.男子シングルス 2.女子シングルス 3.男子ダブルス 4.女子ダブルス 5.混合ダブルス 6.ジュニア男子シングルス 7.ジュニア女子シングルス |
試合方法 | 各種目ともトーナメント方式による。男女シングルスの第1ステージは11ポイント5ゲームマッチ、第2ステージ(ベスト32決定戦以降)は11ポイント7ゲームマッチ、他の種目はすべて11ポイント5ゲームマッチで行う。 |
(続報)全日本卓球選手権2022の日程が決定しました。
今大会の見どころ
男子シングルスでは、前年度チャンピオンである及川瑞基(木下グループ)
東京五輪代表の張本智和(木下グループ)、丹羽孝希(スヴェンソン)
世界卓球代表の宇田幸矢、戸上隼輔(共に明治大)、森薗政崇(BOBSON)
その他,世界ユース選手権大会で好成績を出した松島輝空(木下グループ)が出場するなど、男子卓球きっての実力者が一同に会し、男子卓球界の頂点を目指して戦を繰り広げます。
女子シングルスでは全日本選手権 女子シングルス 2020チャンピオンである早田ひな(日本生命)
東京五輪代表の石川佳純(全農)、伊藤美誠(スターツ)、平野美宇(日本生命)に世界卓球選手権大会に出場した芝田沙季(ミキハウス)
世界ユース選手権大会に出場し、多くのメダルを獲得した木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)、小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)、張本美和(木下アカデミー)らが出場し、
東京五輪出場組の伊藤美誠や石川佳純、平野美宇らベテラン勢と木原美悠や張本美和といった若手との対戦が注目です。
男子ダブルスでは、宇田幸矢・戸上隼輔ペアや張本智和・森薗政崇ペアといった実力者どうしのコンビの組み合わせ。
女子ダブルスでは2018年~2020年にかけて連続優勝した伊藤美誠・早田ひなペアが連覇をかけて戦います。
また、その伊藤美誠・早田ひなペアについで、注目したいのが2019年~2020年の2年連続で準優勝となった芝田沙季・大藤沙月ペア。
今大会で芝田沙季・大藤沙月ペアが伊藤美誠・早田ひなペアに雪辱を果たすことができるのか注目です。
その他、混合ダブルスでは世界卓球選手権でメダルを獲得し、いまもっとも勢いのある張本智和・早田ひなペアが出場します。
一般の部 過去5年 歴代優勝・準優勝
ジュニアの部 過去5年 歴代優勝・準優勝
ジュニアの部は18歳以下の高校2年生迄が出場可能なジュニアの大会である。競技種目は男女シングルスのみ行われます。
一般の部 今大会注目男子選手
男子卓球注目選手として真っ先に挙げられるのが世界ランキング5位の張本智和選手です。
先ごろ行われたWTTカップ・ファイナル2021シンガポール大会においても
中国の樊 振東 選手との決勝で対戦し、セットカウント3対2で破れはしましたが
世界ランキング1位の中国の樊 振東 選手をあと一歩のところまで追い詰めるなど
実力伯仲の試合を展開しました。本大会でも優勝候補筆頭ともいえます。
及川瑞基選手
及川瑞基選手は2020年の男子ダブルス優勝者でもあり、2021年男子シングルス前年度チャンピオン。
過去には世界ランキング1位にもなったドイツのティモ・ボル選手や張本選手を公式試合で破ったこともあります。今大会もっとも注目されている選手です。
及川瑞基選手
世界ランキング74位(2021年12月時点)
戦型 右シェーク裏裏ドライブ型
年齢 24歳
木下グループ所属
主な戦績(2015年~)
2021年 WTTスターコンテンダー ドーハ男子ダブルス 3位
2021年全日本卓球選手権大会 男子シングルス 優勝
2020年 2020年全日本卓球選手権大会 男子ダブルス 優勝
2018年 第85回全日本大学総合大会(個人の部)男子シングルス 優勝
第88回全日本大学総合大会(団体の部)男子団体 優勝
2015年 平成26年度全日本選手権大会 ジュニア男子 優勝
森薗政崇選手
森薗政崇選手は2018/2019/2020の3年連続で混合ダブルスで伊藤美誠選手とペアを組み、優勝している実力の持ち主。
2022年の本大会では、張本選手とペアを組み、男子ダブルスでの出場です。
男子ダブルスによる日本の男子卓球最強の呼び声高い張本選手とのコンビは優勝戦線に食い込むこと間違いありません。
森薗政崇選手
世界ランキング53位(2021年12月時点)
戦型 左シェーク攻撃
年齢 26歳
ボブソン所属
主な戦績(2018年~)
2021年全日本卓球選手権大会 男子シングルス 準優勝
2020年度全日本卓球選手権大会 混合ダブルス優勝(伊藤美誠ペア)(三連覇)
2019年全日本卓球選手権大会 混合ダブルス優勝(伊藤美誠ペア)(二連覇)
2019年世界選手権ブダペスト大会の日本代表最終選考会 優勝
ITTFチャレンジプラス・パラグアイオープン 男子シングルス 優勝
2018年全日本卓球選手権大会 混合ダブルス 優勝(伊藤美誠ペア)
ITTFチャレンジ・タイオープン 男子シングルス 準優勝
ITTFワールドツアー 中国オープン 混合ダブルス 準優勝(伊藤美誠ペア)
戸上隼輔選手
戸上隼輔選手は2020年の全日本卓球選手権男子ダブルスの準優勝を果たし
2021年アジア卓球選手権では男子ダブルスと混合ダブルスの2冠を達成するなど
ダブルスには定評があります。
本大会では宇田選手とペアを組み男子ダブルスそして男子シングルス両方の出場です。
戸上隼輔選手
世界ランキング95位(2021年12月時点)
戦型 右シェーク攻撃型
年齢 20歳
琉球アスティーダ所属
主な戦績(2018年~)
2021年世界卓球2021ヒューストン男子ダブルス 3位
2021年全日本大学卓球総合選手権・個人の部 男子シングルス 優勝
2021年アジア選手権大会男子シングルス 3位 男子ダブルス 優勝 混合ダブルス 優勝
2021年WTTスターコンテンダー ドーハ大会 男子ダブルス 3位 混合ダブルス 優勝
2019年インターハイ男子学校対抗 2位 男子シングルス 優勝 男子ダブルス 優勝
2018年全日本選手権大会ジュニア男子 優勝
2018年ITTFチャレンジシリーズ・クロアチアオープン男子ダブルス 優勝
一般の部 今大会注目女子選手
女子シングルスでは石川佳純選手(全農)、伊藤美誠選手(スターツ)、平野美宇選手(日本生命)の他に全日本女子シングルス 2020チャンピオンである早田ひな(日本生命)や2021年世界ユースU19メダリストの木原美悠選手などが今大会注目株です。
女子ダブルスの注目選手ペアは芝田沙季選手・大藤沙月選手ペア。
芝田沙季選手・大藤沙月選手ペアは2019年と2020年の2年連続で準優勝に輝いている実力派のペアです。2018年から正式にペアを組み、ダブルスにおいて今日までに数々の輝かしい成績を残しています。
芝田沙季選手
世界ランキング42位(2021年12月時点)
戦型 右シェークドライブ型
年齢 24歳
日本ペイントマレッツ所属
大藤沙月選手
世界ランキング101位(2021年12月時点)
戦型 右シェークドライブ型
年齢 17歳
日本ペイントマレッツ所属
芝田沙季選手・大藤沙月選手ペアの主な戦績
2018年ITTFチャレンジベルギーオープンダブルス優勝
2018年ITTFチャレンジベラルーシオープンダブルス優勝
2019年全日本卓球選手権大会 女子ダブルス 準優勝
2019年ITTFチャレンジオマーンプラスオープンダブルス優勝
2019年ITTFチャレンジタイオープンダブルス優勝
2019年ITTFチャレンジベラルーシオープンダブルス優勝
2020年全日本卓球選手権大会 女子ダブルス 準優勝
2020年ITTFチャレンジスペインオープンダブルス優勝
2020年ITTFチャレンジプラスポルトガルオープンダブルス優勝
ジュニアの部 今大会注目選手
松島輝空選手
松島選手は2020の全日本卓球選手権大会において、史上最年少の13歳でジュニア男子シングルスで出場しましたが、惜しくも決勝で破れました。
以降は努力を重ね、着々と実力を向上させており、ついには2021年世界ユース卓球選手権大会U-15カテゴリーにおいて男子シングルス、男子ダブルス、混合ダブルスの3冠獲得という偉業を達成しました。
2022年の今大会においても実力をいかんなく発揮して優勝戦線に食い込むこと間違いないでしょう。
松島輝空選手
ジュニア世界ランキング84位(2021年12月時点)
戦型 左シェーク攻撃型
年齢 14歳
木下マイスター所属
松島輝空選手の主な戦績
2021年世界ユース卓球選手権大会U-15男子シングルス優勝
2021年世界ユース卓球選手権大会U-15男子ダブルス優勝
2021年世界ユース卓球選手権大会U-15混合ダブルス優勝
2020年全日本選手権ジュニア部門男子シングルス準優勝
全日本卓球選手権大会2022 組み合わせ(拡大版)
男子シングルス
女子シングルス
男子ダブルス
女子ダブルス
混合ダブルス
ジュニア男子シングルス
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(続報)全日本卓球選手権2022の日程が決定しました。