卓球のペンホルダーラケットは、日本で長年親しまれてきた伝統的なグリップ形状です。現在では中国式ペンホルダーの普及により、初心者から中級者まで幅広く選ばれています。
本記事では、これから卓球を始める初心者の方や、シェークハンドからの持ち替えを検討している方に向けて、ペンホルダーラケットの特徴・メリットとデメリット・日本式と中国式の違い・失敗しない選び方をわかりやすく解説します。あわせて、初心者でも扱いやすいおすすめのペンホルダーラケット6選を紹介します。
プロ選手が使用するラケットを知りたい方は、現役卓球選手モデルラケット一覧もあわせてご覧ください。

ペンホルダーラケットとは?
ペンホルダーラケットとは、ペンを持つように握る卓球ラケットのことです。主に日本式ペンホルダーと中国式ペンホルダーの2種類があり、それぞれ特徴が異なります。
日本では長らく主流だったため、台上技術や前陣プレーに強いスタイルとして知られています。
ペンホルダーラケットのメリット
- 台上技術がやりやすい(ツッツキ・ストップが安定)
- コンパクトなスイングで素早いラリーに対応できる
- 前陣速攻型のプレーに向いている
- ラケット操作が直感的で初心者でも感覚を掴みやすい
ペンホルダーラケットのデメリット
- シェークハンドに比べてバックハンドが難しい
- ラリーが後陣になると不利になりやすい
- 日本式は基本的に片面ラバーのみ
近年は、中国式ペンホルダーを選ぶことで両面ラバーを使用でき、弱点を補うことが可能です。
ペンホルダーラケット各部名称
ペンホルダーラケットの各部名称です。ラバーを貼る所がブレード。握る部分がグリップ。角の部分がエッジです。

卓球のペンホルダーラケットの握り方
ペンホルダーのラケットの持ち方としては
親指と人差指で柄の根本を掴み、他の3本の指は裏面につけます。
3本の指は軽く曲げます。
親指の面を支える力加減で角度を調整します。
ラケットの握り方のポイントは力を入れすぎず、柔らかく握る事が大事です。
日本式ペンホルダーと中国式ペンホルダーの違い
日本式ペンホルダー
- 片面ラバーが基本
- 台上技術・前陣速攻に特化
- 木曽檜単板が多く、打球感が柔らかい
中国式ペンホルダー
- 両面ラバーに対応
- バックハンドの攻撃力が高い
- シェークハンドに近い戦術が可能
初心者には、将来性を考えると中国式ペンホルダーも非常におすすめです。
(図解)卓球のペンホルダーの種類
日本式
日本式ペンホルダーは、角型、丸型、角丸型の3つのブレードの型に分類されます。
角型 四角い形状をしており、打力が強く主に攻撃型のラケットです。

丸型 全体的に丸い形で振り回しやすく操作性が良いといった特徴です。なお、丸型は日本式だけでなく中国式も丸型となります。(画像は中国式丸型ラケット)

角丸型 角型よりも角が丸いものです。角型の威力と丸型の操作性それぞれを兼ね備えています。

中国式
日本式同様、ペンを握るように作られていますが、日本式と違い、ブレード両面使用です。そのため、ラバーはブレードの表裏に2枚貼ることができます。グリップに引っかかりがないため、日本式ペンホルダーよりもグリップワークがやりやすいのも特徴です。主に中国の選手が使用しています。
反転式(上級者向け)
ペンホルダーで裏面にもラバーを貼って反転して使うスタイル向けに作られたラケット。 中国式より軽量で、裏面打法を取り入れたい人に人気がある。 メリットとしては軽さと振り抜きやすさ、デメリットとしては種類が少ない点が挙げられる。ラケットの両面にそれぞれ異質のラバーを貼り、多彩な球質をつくり出す選手に適した反転用ペンラケットです。
片方のラバーには 粒高ラバー を貼り、もう片面には裏ソフトラバーといった戦術に合わせた使い方が出来ます。
日本式を選ぶのであれば角型の威力と丸型の操作性を併せ持った角丸型が初心者にお勧め
初心者向けペンホルダーラケットの選び方
① 重さ
初心者は80〜90g前後のラケットを選ぶと、操作性と安定性のバランスが良くなります。
② 板構成
- 単板:打球感が柔らかく扱いやすい
- 合板:安定感がありクセが少ない
初心者には5枚合板または柔らかめの単板がおすすめです。
③ グリップ形状
手の大きさに合ったグリップを選ぶことで、スイングの安定性が向上します。
④ ラバーとの相性
ラケットだけでなく、ラバー選びも非常に重要です。ペンホルダーに合う初心者向けラバーについては、
もあわせて確認しておきましょう。
初心者向けおすすめペンホルダーラケット6選
※ 以下は「扱いやすさ」「価格」「初心者適性」を重視して選定しています。
| 商品名 | メーカー | グリップ | 板構成 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 覇者V(ペンホルダー) | ヤサカ | 日本式ペン | 単板 | 打球感が柔らかく、台上技術が安定 |
| ハッドロウ・JPV-R | バタフライ | 日本式ペン | 5枚合板 | クセが少なく初心者でも扱いやすい |
| SK7クラシック-CS | バタフライ | 中国式ペン | 7枚合板 | スピードと安定感のバランスが良い |
| ラティカ C | ニッタク | 中国式ペン | 5枚合板 | コントロール性能が高く基礎練習向き |
| SWAT(ペンホルダー) | VICTAS | 中国式ペン | 7枚合板 | 攻守のバランスが良く長く使える |
| TIMBER 7 OFF | andro | 中国式ペン | 7枚合板 | パワーがあり中級者まで対応 |
覇者V(ペンホルダー)
安定感とコントロール性能に優れた定番モデル。使いやすさも重視した板厚10 の単板ラケット。破壊力抜群の攻撃力を誇ります。初心者から長く使えます。
ハッドロウ・JPV-R
台から離れた位置でも威力のあるボールを打つことができる弾みの高さが特徴です。
技術レベルを問わず、幅広い選手にお勧めの合板ラケットです。
SK7クラシック-CS
7枚合板の威力と純木材ラケット特有の繊細な感覚を持ち合わせています。ダイナミックかつ繊細なプレーを求める選手にお勧めです。
ラティカ C
ラティカ合板の中国式ペン。どんなラバーの個性も活かす、コントロール性能に優れたラティカ合板。少し細めのグリップで、攻守バランスを重視する選手やレベルアップを目指す選手にオススメ。
SWAT 中国式ペンホルダー
木材の打球感を最大限に生かし、広いスイートスポットが特徴。
操作性が高く、幅広いスタイルにマッチする高性能な7枚合板。
TIMBER 7 OFF
破壊力に優れた7枚合板ラケット。高い反発性を備えたトップ選手仕様の7枚合板ラケット。中陣からでも相手を驚愕させるパワーボールを繰り出すことができる。
シェークハンドとの違いも知っておこう
卓球ラケットには、ペンホルダー以外にシェークハンドという持ち方もあります。迷っている方は、
も参考にすると、自分に合ったスタイルが見つかります。
よくある質問(ペンホルダーラケット)
Q1. ペンホルダーラケットは初心者に向いていますか?
はい。台上技術がやりやすく、操作が直感的なため初心者にも向いています。
Q2. ペンホルダーとシェークハンドはどちらが強いですか?
どちらが強いかはプレースタイルによります。 前陣速攻や台上技術を重視するならペンホルダーが向いています。
Q3. 初心者向けペンホルダーラケットの価格帯はいくらですか?
5,000〜7,000円前後が初心者にとって扱いやすく、コストパフォーマンスも高い価格帯です。
Q4. 日本式ペンホルダーと中国式ペンホルダーの違いは何ですか?
日本式は片面ラバーが基本で、中国式は両面ラバーに対応しています。 戦術の幅を広げたい場合は中国式がおすすめです。
Q5. ペンホルダーはバックハンドが使えませんか?
中国式ペンホルダーであれば両面ラバーを使用でき、バックハンド攻撃も可能です。
Q6. 初心者はどのタイプのペンホルダーを選ぶべきですか?
将来的な上達を考えると、中国式ペンホルダーで扱いやすい重量のモデルがおすすめです。
まとめ|初心者は「扱いやすさ重視」でペンホルダーを選ぼう
ペンホルダーラケットは、台上技術と操作性に優れた初心者向けのグリップです。まずは扱いやすい重量・板構成のラケットを選び、ラバーとの組み合わせで自分に合った一本に仕上げていきましょう。
ラケット選びの次は、ラバー選びが上達への近道です。
を参考に、トータルで卓球用具を揃えてみてください。




