石川佳純選手の経歴・戦績・用具とは

五輪の3大会に出場した女子卓球界のレジェンド 石川佳純選手 

ロンドン、リオデジャネイロ、東京五輪卓球女子団体で3大会連続メダルに輝いた石川佳純選手が5月1日、自身の公式サイトで競技からの現役引退を発表しました。数々の大会で活躍してきた日本の女子卓球選手の レジャンド石川佳純選手。日本卓球界に大きな礎を築いてくれました。

石川佳純選手のこれまでの経歴・戦績・用具をご紹介します。

石川佳純(いしかわ かすみ)選手

生年月日

1993年2月23日

所属

全農

戦型

両面裏ソフトドライブ主戦型

出身

山口県山口市

石川佳純選手の経歴

幼少期より卓球選手だった母親の影響で卓球を始め、卓球を初めて2ヶ月で山口県大会で2位を果たすなど卓球の才能を開花。

その後も全日本選手権ジュニアシングルス4連覇、インターハイ3連覇など、ジュニア時代から輝かしい成績を残す。

全日本選手権シングルス5回の優勝

2011年、全日本選手権シングルスで22年ぶりに高校生による女子シングルスを制覇。

また、2015年1月の全日本卓球選手権においても女子シングルス、ダブルス、混合ダブルスの三冠達成、52年振りの快挙を成し遂げる以来、全日本選手権シングルス5回の優勝を誇る。

卓レポ名勝負セレクション|福原愛 対 石川佳純(2012年全日本卓球 女子シングルス決勝)

オリンピック3大会に出場

オリンピックではロンドン五輪、リオデジャネイロ五輪、東京五輪のオリンピック3大会に出場した日本女子卓球界を代表する選手。

卓球の実力だけでなく多くの魅力を持っていることから、日本でも人気の石川佳純選手ですが、中国語が話せることもあり、特に中国では根強い人気を誇ります。

プレースタイルフォア、バックからの強烈な両ハンドドライブが特徴

2023年5月1日、自身の公式サイトにて引退表明

石川佳純選手の主な戦績

2021年WTTスターコンテンダードーハ:ダブルス 準優勝(平野美宇ペア)
2021年WTTコンテンダードーハ:ダブルス 優勝(平野美宇ペア)
2021年全日本選手権女子シングルス 優勝
2020年ITTFワールドツアー・ハンガリーオープン:ダブルス 優勝(平野美宇ペア)
2020年ITTFチャレンジシリーズ・ポルトガルオープン女子シングルス 優勝
2020年ITTFワールドツアー・ドイツオープンダブルス 準優勝(平野美宇ペア)
2020年全日本選手権女子シングルス 準優勝
2020年東京オリンピック団体 銀メダル
2019年世界卓球選手権個人戦(ブダペスト大会)混合ダブルス 準優勝(吉村真晴ペア)
2017年世界選手権混合ダブルス 優勝
2016年リオデジャネイロオリンピック団体 銅メダル

石川佳純選手の世界ランキング

石川佳純選手の現役最後の世界ランキングシングルス11位。平野美宇選手との女子ダブルスでは29位でした。

石川佳純選手が使用している用具(ラケット)

石川佳純選手の使用ラケットバタフライ(Butterfly) の「ビスカリア」です。

世界中の多くのトップ選手が使用する名品。
数あるアリレートカーボン搭載ラケットの原型となったラケット。
オリジナルにこだわり、発売当初からのデザインを可能な限り再現し、復刻しました。
攻守のバランスに優れたその性能の高さは、今もなお世界中の多くのトップ選手が愛用し、実績を出し続けていることにより証明されています。

石川佳純選手が使用している用具(ラバー)

石川佳純選手の使用しているラバーフォア面ニッタクの「キョウヒョウ NEO 3」、バック面バタフライ(Butterfly) の「テナジー64」を使用しています。

フォア面ラバー

絶大な威力のスピード重視!トップシートの粘着性とラバー全体の反発力により、台上攻撃やカウンターで絶大な威力を発揮。スピード重視タイプ。

バック面ラバー

バタフライが高性能スポンジとして開発した「スプリング・スポンジ」と、バタフライ独自の「エネルギー内蔵技術」を組み合わせた、エネルギー内蔵型裏ソフトラバー。

『テナジー・64』は、打球時にボールを包み込み、回転をかけて高速のボールを打ち返すことができる高い攻撃力を誇るスピードラバーです。

石川 佳純選手SNSや公式サイト

石川佳純選手注目の一戦

石川佳純 vs 陳夢|WTTチャンピオンズマカオ2023 女子シングルス 石川佳純選手、現役生活最後の国際試合です