卓球世界ランキング(2022年3月1日更新)
ITTF(国際卓球連盟)より最新世界ランキングが発表されました。(2022年3月1日更新)
卓球女子世界ランキング(女子総合)best20
WR | 氏名 | ヨミガナ | 国籍 | P |
1 | 孫穎莎 | スンイーシャ | 中国 | 7580 |
2 | 陳夢 | チェン・ムン | 中国 | 7175 |
3 | 伊藤美誠 | いとうみま | 日本 | 5216 |
4 | 王曼昱 | ワン・マンユ | 中国 | 5011 |
5 | 王藝迪 | ワン・イーディ | 中国 | 4427 |
6 | 早田ひな | はやたひな | 日本 | 3564 |
7 | 杜凱琹 | ドー・ホイカン | 中国・香港 | 3172 |
8 | 石川佳純 | いしかわかすみ | 日本 | 3110 |
9 | 馮天薇 | フォン・ティエンウェイ | シンガポール | 3070 |
10 | 田志希 | チョン・ジヒ | 韓国 | 2948 |
11 | アドリアーナ・ディアス | アドリアーナ・ディアス | プエルトリコ | 2914 |
12 | 鄭怡静 | チェン・イーチン | 台湾 | 2766 |
13 | 陳幸同 | チェン・シントン | 中国 | 2689 |
14 | 韓瑩 | ハン・イン | ドイツ | 2578 |
15 | 平野美宇 | ひらのみう | 日本 | 2504 |
16 | 朱雨玲 | シュ・ウレイ | 中国 | 2445 |
17 | 劉詩雯 | リウ・シーウェン | 中国 | 2415 |
18 | ペトリッサ・ゾルヤ | ペトリッサ・ゾルヤ | ドイツ | 2396 |
19 | ソフィア・ポルカノヴァ | ソフィア・ポルカノヴァ | オーストリア | 2392 |
20 | 徐 孝元 | ソ・ヒョウォン | 韓国 | 2188 |
PICkUP 卓球女子世界ランキング選手
王藝迪
王藝迪(ワン・イーディ)は、中国の女子卓球選手です。
層の厚い中国卓球界において、近年まれにみる成長著しい若手の注目株。2021年以降、急速に世界ランキングを伸ばしてきており、現在の世界ランクは5位。2019年の香港オープン女子シングルス決勝では、伊藤美誠を4-0で破り、女子シングルスで優勝。また、早田ひなや石川佳純といった日本選手を次々に破り、徐々に頭角を現してきた。
その実力が遺憾なく発揮されたのがヒューストンで行われた世界選手権2021。女子シングルスで早田ひなや伊藤美誠らと対戦したが、次々に撃破。世界ランキング1位中国の孫穎莎(スンイーシャ)との同門対決で惜しくも破れたがあらためて王藝迪の強さが証明された大会となった。
また同年行われたシンガポールのWTTワールドカップでも女子シングルスで準優勝するなど打倒中国を狙う伊藤美誠、石川佳純といった日本選手の前に大きな壁として立ちはだかりつつある。
主な成績(2019~) 2019香港卓球オープン女子シングルス優勝、2021WTTレギュラーシーズンチャレンジスロベニアラシュコ駅女子シングルスチャンピオン、2021シンガポールWTTワールドカップ女子シングルス準優勝、世界選手権2021ヒューストン女子シングルス銅メダル
卓球男子世界ランキング(男子総合)best20
WR |
氏名 | ヨミガナ | 国籍 | P |
1 | 樊振東 | ファン・ジェンドン | 中国 | 8598 |
2 | 馬龍 | マ・ロン | 中国 | 5404 |
3 | ウーゴ・カルデラノ | ウーゴ・カルデラノ | ブラジル | 4913 |
4 | 張本智和 | はりもとともかず | 日本 | 4608 |
5 | 梁靖崑 | リャン・ジンクン | 中国 | 3841 |
6 | ドミトリ・オフチャロフ | ドミトリ・オフチャロフ | ドイツ | 3798 |
7 | 林昀儒 | リン・ユンル | 台湾 | 3705 |
8 | ティモ・ボル | ティモ・ボル | ドイツ | 3512 |
9 | 許昕 | シュ・シン | 中国 | 3452 |
10 | 林高遠 | リン ガオユエン | 中国 | 3303 |
11 | アルナ・クアドリ | アルナ・クアドリ | ナイジェリア | 3141 |
12 | ダルコ・ヨルジッチ | ダルコ・ヨルジッチ | スロベニア | 3130 |
13 | 王楚欽 | ワン・チューチン | 中国 | 3007 |
14 | トルルス・モアガド | トルルス・モアガド | スウェーデン | 2926 |
15 | リアム・ピッチフォード | リアム・ピッチフォード | イングランド | 2851 |
16 | パトリック・フランチスカ | パトリック・フランチスカ | ドイツ | 2839 |
17 | マティアス・ファルク | マティアス・ファルク | スウェーデン | 2828 |
18 | 鄭栄植 | チョン・ヨンシク | 韓国 | 2730 |
19 | 張禹珍 | チャン・ウジン | 韓国 | 2607 |
20 | シモン・ゴジ | シモン・ゴジ | フランス | 2576 |
PICkUP 卓球男子世界ランキング選手
ウーゴ・カルデラノ
ウーゴ・カルデラノ (Hugo Marinho Borges Calderano) は、ブラジルの卓球選手。
ブラジルのリオデジャネイロ出身。14歳で卓球を始め、2014年のU21での優勝や世界ユース大会での銅メダルをきっかけとして頭角を表す。優れた能力は卓球以外にもあらわれ、様々な球技やアクロバットなどを容易にこなすなど。
右シェイクハンドによるフォアハンドが得意であるが、最大の武器であるバックハンドの両手打ちは圧巻であり中国の樊振東や林高遠などの中国選手すら撃破してきた。現在の世界ランキングは4位であり、ブラジル人として唯一の世界ランカー。母国ブラジルでは「ブラジルの至宝」、「ブラジルのダイヤモンド」とも呼ばれ讃えられている。
主な成績(2017~) 2017年パンアメリカン選手権シングルス優勝、2018年カタールオープンシングルス準優勝、2018ITTFワールドツアーグランドファイナル男子シングルス銅
卓球女子世界ランキング 日本人女子選手上位ランキング
WR | 氏名 | ヨミガナ | 所属 | ポイント |
3 | 伊藤美誠 | いとうみま | スターツ | 5216 |
6 | 早田ひな | はやたひな | 日本生命 | 3564 |
8 | 石川佳純 | いしかわかすみ | 全農 | 3110 |
15 | 平野美宇 | ひらのみう | 日本生命 | 2504 |
23 | 佐藤瞳 | さとうひとみ | ミキハウス | 2074 |
40 | 加藤美優 | かとうみゆ | 日本ペイント | 1555 |
41 | 芝田沙季 | しばたさき | 日本ペイント | 1550 |
52 | 木原美悠 | きはらみゆう | JOCエリート | 1306 |
55 | 橋本帆乃香 | はしもとほのか | ミキハウス | 1296 |
59 | 長崎美柚 | ながさきみゆう | 日本生命 | 1057 |
PICkUP 卓球女子世界ランキング 日本人女子選手
佐藤瞳
小学2年生で卓球を始め、小学3年生で全道大会に優勝し頭角を表す。中学では全国中学生大会で優勝を飾る。さらに高校ではインターハイ準優勝し、その後本格的に卓球の道にすすむこととなる。
2014年には韓国オープンU-21シングルス初優勝、スウェーデンオープン優勝。2015年~2020年にかけてのTTFワールドツアーにおいてはシングルス11度の優勝と2度の準優勝、そしてダブルスで7度の優勝などの好成績を収めている。
高い守備力を誇る日本女子卓球界最強のカットマンとして名が知られており、守備範囲が広く、ミスの少ないカットが武器。特にバックカットの安定性は世界トップレベルで、彼女のカットを打ち抜くのは中国選手でも容易ではない。
主な成績(2019~) 2019年ITTFチャレンジ・タイオープン女子シングルス優勝、2020年ITTFチャレンジシリーズプラスオマーンオープン女子シングルス優勝、2021年第30回日本卓球リーグ女子シングルス優勝
卓球男子世界ランキング 日本人男子選手上位ランキング
WR | 氏名 | ヨミガナ | 所属 | ポイント |
4 | 張本智和 | はりもとともかず | 木下グループ | 4608 |
23 | 丹羽孝希 | にわこうき | スヴェンソン | 2112 |
48 | 宇田幸矢 | うだゆきや | 琉球アスティーダ | 1258 |
55 | 森薗政崇 | もりぞのまさたか | ボブソン | 1128 |
60 | 神巧也 | じんたくや | T.T彩たま | 1100 |
62 | 吉村和弘 | よしむらかずひろ | 岡山リベッツ | 1081 |
73 | 戸上隼輔 | とがみしゅんすけ | 琉球アスティーダ | 1003 |
83 | 及川瑞基 | おいかわみずき | 木下グループ | 916 |
87 | 吉村真晴 | よしむらまはる | 琉球アスティーダ | 898 |
104 | 平野友樹 | ひらのゆうき | 琉球アスティーダ | 766 |
PICkUP 卓球男子世界ランキング 日本人男子選手
丹羽孝希
2016年のリオデジャネイロオリンピック男子団体の銀メダリスト。7歳から卓球を始め才能を開花させる。小学校低学年のころには全国大会出場を果たし、トップクラスの成績と実績を誇る。
その後も数々の試合に出場して多くのメダルを獲得している。2016年リオ五輪においては、シングルス戦で準々決勝で敗れるも、水谷隼人らとの団体戦で見事銀メダルを果たした。クールな性格で、大舞台でも顔色ひとつ変えずに戦えるメンタルの強さも魅力的な選手。
左シェーク両面裏ソフトドライブ型で、卓球台に近い前陣でのプレーが得意な速攻タイプ。打球点の早さは世界最速と言われ、相手の打球コースを読み切っての“稲妻カウンター”を放つ。直近で行われた全日本選手権2022では若手実力者たちを次々に撃破、ベスト4に進出。準決勝で戸上隼輔選手に破れたがまだまだ世代交代を許さない勢いを見せた。
主な成績(2019~) 2019世界卓球シングルスベスト8、2021東京五輪団体銅メダル、全日本選手権2022シングルスベスト4